14ひきのあきまつり (14ひきのシリーズ)

いわむらかずお

• 童心社 (1992年10月3日発売)

作品紹介・あらすじ

紅葉で色づいた秋の森。
子どもたちは、お母さんたちが木の実採りに行った間に、おばあちゃんと一緒にかくれんぼです。
さあみんなは、どこにかくれているのでしょう？

「よっちゃんが　みつかって、
　あっ、いっくんも　みーつけた。
　にっくんと、ろっくん、はっくんは　どこかな。」

でも、あれれ、おっちょこちょいの、ろっくんだけがみつかりません。

「へんだぞ、ろっくん　でてこない。
　たいへん、ろっくん　きえちゃった。
　ろっくーん、ろっくーん、ろっくーん。」

ろっくんをさがす14ひきたちは、森の中ではえていたクリタケたちにたずねます。
「ねえ、ねえ、ろっくん　みなかった？」

すると、なんとクリタケたちが動き出し、ついた先では、カエルやどんぐりがみこしをかつぐ、不思議なお祭りが行われていて……。

秋の森を舞台にした人気ロングセラーシリーズ「14ひきのシリーズ」第８作。
秋の森にあふれる、豊かな実りと生命力が、不思議な秋の祭となって14ひきたちの前に現れます。

感想・レビュー・書評

[スノこさんの感想 · 2024年11月15日]

この季節ぴったり。
あきのもりで　かくれんぼ。
かさこそ、聞こえてきそう。

ろっくん、見つからずドキドキ。

きのこと虫たちとはじまったあきまつり。
色々なかけ声楽しい〜。

[きたごやたろうさん · 2024/11/17]

またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
「日本にはね、秋という季節があったんだよ」と、未来の子どもたちに話さなくてもいいように、地球温暖化を止めなければ！

[澪さんの感想 · 2024年10月13日]

4y5m
こちらも中秋の名月シリーズから子どもが選んだ。かくれんぼする話。14匹シリーズは季節の植物も学べるので好き。

2024.12 再読。古本屋で購入。やはり可愛い。

[おとさんの感想 · 2023年10月18日]

この時期読むのにぴったり。色づいた木々などが非常に繊細に描かれていて、絵を眺めていて飽きないほど。魔法にかかったような不思議なストーリーには思わず笑った！

[ナッキーさんの感想 · 2023年10月11日]

ろっくんがかくれていたのがおもしろかった

[図書館あきよしうたさんの感想 · 2014年8月22日]

かくれんぼの最中にひとりいなくなった。
探していたら、きのこたちの秋祭りに出会う。

[あまねさんの感想 · 2021年10月16日]

ネズミたちが祭りを企画して、なにかやるのかな？と思っていました。そしたら、森の仲間達や秋の味覚のキノコらが神輿を担いで秋祭りをしています。ちょっと集合体恐怖症気味の私には、キツイ絵かもしれないけど、すごく楽しそうです！いなくなっていたろっくんも見つかって、良かった！

[samantha81さんの感想 · 2024年10月8日]

幼稚園で借りて来た。
かわいい。とにかくかわいい。

[ユウスケさんの感想 · 2024年9月29日]

さいしょはろっくんがみつからなくてたいへんだったけれど、あきまつりでみつかってよかったです。

[まえみなさんの感想 · 2024年9月8日]

このシリーズ大好きです。キノコがわっしょいお神輿していて、えっ!、カタツムリもカエルもわっしょいしていて、えっ！となり、生き物がたくさん出てきます。
〇未就学児～

[Tatsuo-yさんの感想 · 2024年9月4日]

14ひきのシリーズ、かくれんぼで見つからなくなった、ろっくんと、不思議な森の秋祭り。少しよく分からないストーリーにも思えましたが、季節感のある雰囲気が良いです。

[solala06さんの感想 · 2024年5月11日]

ええええきのこが駆け出した…！！？
突然ファンタジーするやん…。

[mgsaekiさんの感想 · 2023年10月13日]

森の中の不思議なお祭りに出会う話。

おばあちゃんもいたし、子ども達だけの不思議な体験という訳でもないよう。
きのこが歩き出したりして、いつもとはちょっと違う雰囲気のお話でした。

きのこ神輿を担いでるところの、「せいや、せいや」が面白かったみたいで息子爆笑。
読み終わってからも真似してニヤニヤ笑いながら言ったり、踊ったりして楽しかったです。

裏表紙に出てくるきのこの絵と名前が載ってたので、本文と見比べながらこれは○○かなぁ、とか話し合うのも面白かったです。

[ナミさんの感想 · 2023年10月7日]

絵が細やかできれい。秋の森が美しい。おみこしには、ちょっとギョッとするけれど。ほのぼのとした空気感いていい。

[daipresentsさんの感想 · 2016年10月28日]

これまでにない衝撃の展開。

[seiryolibさんの感想 · 2011年9月29日]

図書館所蔵【913IW】
ロングセラーいわむらかずおさんの１４ひきシリーズです。秋がまるまるつまった１冊です。お話も楽しいけれど、細かいところまで描かれていて、色彩も豊かです。

[はぴさんの感想 · 2010年10月6日]

秋の森にやってきた14ひき。
木の実採りをしている大人達、かくれんぼをしている子ども達。
ろっくんが見つからなくて探していると秋祭りに遭遇。
それはカエルや虫、たくさんのきのこやどんぐりが参加するちょっと不思議なお祭りでした。
ろっくんもきのこのおみこしをかついで一緒に楽しんでいたんだね。

[はるのさんの感想 · 2025年10月26日]

きのこ祭りに参加したい

[ハルノノさんの感想 · 2025年8月11日]

シリーズの中で起承転結のメリハリが群を抜いていてすごい。映画化されるとしたら（？）絶対本作だ！！と思った。シリーズ通じて丁寧に描かれている14ひきの自然と生活に、幻想的な「あきまつり」が絡み、大きなうねりを持ち、そして突然去る流れが素晴らしい。いつものろっくんのうっかりがこんなに迫力あるファンタジーになるとは…もっともっとこのシリーズを読み続けたいよ〜。

[haruharutoさんの感想 · 2024年6月10日]

3歳児は2回だけ読みました。あまりそれほどは気に入らなかったようです。

[raspberry2meさんの感想 · 2023年8月4日]

1y11m

著者プロフィール

1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。98年栃木県馬頭町（現・那珂川町）に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。2014年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。現在、栃木県益子町在住。主な作品に『14ひきのあさごはん』（絵本にっぽん賞）など「14ひきのシリーズ」、『ふうとはなとうし』など「ふうとはなの絵本」シリーズ（童心社）、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』（偕成社／サンケイ児童出版文化賞）、『かんがえるカエルくん』（福音館書店／講談社出版文化賞絵本賞）、「トガリ山のぼうけん」シリーズ（理論社）などがある。

「2022年 『2023　14ひきのカレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」