14ひきのあきまつり (14ひきのシリーズ)

  • 童心社
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本棚登録 : 1558
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494008575

作品紹介・あらすじ

紅葉で色づいた秋の森。
子どもたちは、お母さんたちが木の実採りに行った間に、おばあちゃんと一緒にかくれんぼです。
さあみんなは、どこにかくれているのでしょう?

「よっちゃんが みつかって、
 あっ、いっくんも みーつけた。
 にっくんと、ろっくん、はっくんは どこかな。」

でも、あれれ、おっちょこちょいの、ろっくんだけがみつかりません。

「へんだぞ、ろっくん でてこない。
 たいへん、ろっくん きえちゃった。
 ろっくーん、ろっくーん、ろっくーん。」

ろっくんをさがす14ひきたちは、森の中ではえていたクリタケたちにたずねます。
「ねえ、ねえ、ろっくん みなかった?」

すると、なんとクリタケたちが動き出し、ついた先では、カエルやどんぐりがみこしをかつぐ、不思議なお祭りが行われていて……。

秋の森を舞台にした人気ロングセラーシリーズ「14ひきのシリーズ」第8作。
秋の森にあふれる、豊かな実りと生命力が、不思議な秋の祭となって14ひきたちの前に現れます。

感想・レビュー・書評

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  • この時期読むのにぴったり。色づいた木々などが非常に繊細に描かれていて、絵を眺めていて飽きないほど。魔法にかかったような不思議なストーリーには思わず笑った!

  • かくれんぼの最中にひとりいなくなった。
    探していたら、きのこたちの秋祭りに出会う。

  • ネズミたちが祭りを企画して、なにかやるのかな?と思っていました。そしたら、森の仲間達や秋の味覚のキノコらが神輿を担いで秋祭りをしています。ちょっと集合体恐怖症気味の私には、キツイ絵かもしれないけど、すごく楽しそうです!いなくなっていたろっくんも見つかって、良かった!


  • ろっくんがかくれていたのがおもしろかった

  • これまでにない衝撃の展開。

  • 図書館所蔵【913IW】
    ロングセラーいわむらかずおさんの14ひきシリーズです。秋がまるまるつまった1冊です。お話も楽しいけれど、細かいところまで描かれていて、色彩も豊かです。

  • 秋の森にやってきた14ひき。
    木の実採りをしている大人達、かくれんぼをしている子ども達。
    ろっくんが見つからなくて探していると秋祭りに遭遇。
    それはカエルや虫、たくさんのきのこやどんぐりが参加するちょっと不思議なお祭りでした。
    ろっくんもきのこのおみこしをかついで一緒に楽しんでいたんだね。

  • 森の中の不思議なお祭りに出会う話。

    おばあちゃんもいたし、子ども達だけの不思議な体験という訳でもないよう。
    きのこが歩き出したりして、いつもとはちょっと違う雰囲気のお話でした。

    きのこ神輿を担いでるところの、「せいや、せいや」が面白かったみたいで息子爆笑。
    読み終わってからも真似してニヤニヤ笑いながら言ったり、踊ったりして楽しかったです。

    裏表紙に出てくるきのこの絵と名前が載ってたので、本文と見比べながらこれは○○かなぁ、とか話し合うのも面白かったです。

  • 絵が細やかできれい。秋の森が美しい。おみこしには、ちょっとギョッとするけれど。ほのぼのとした空気感いていい。

  • 1y11m

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。2014年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。現在、栃木県益子町在住。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひきのシリーズ」、『ふうとはなとうし』など「ふうとはなの絵本」シリーズ(童心社)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)、「トガリ山のぼうけん」シリーズ(理論社)などがある。

「2022年 『2023 14ひきのカレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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