- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494008988
作品紹介・あらすじ
暑い夏。木漏れ日がゆれている。
「昼ごはん食べたら、とんぼ池で遊ぼう」と、いっくん。
子どもたちみんなでおでかけです。
とんぼ池には、とんぼがいっぱい。
木のえだでつくったボートでこぎだそう。
カエルや、イモリ、ゲンゴロウもいるよ。
ヒグラシが鳴き始めた夕焼けの道。
赤トンボといっしょにかえろう。
たくさんのトンボたちと、水辺の生き物が登場する、人気ロングセラーシリーズ第11作。10ぴきのきょうだいたちは、ハグロトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、ナツアカネなど、たくさんのとんぼたちと出会います。
アシの茎を登るヤゴ、オスがメスの上に直立するキイトトンボの産卵、水面に輪をつくってたまごをうむシオカラトンボ、水草の先に足をすぼめてとまり羽を休めるノシメトンボの群れ……。水辺にくらすトンボたちの生態のおもしろさや、卵/ヤゴ/成虫と姿をかえる命のつながりが、丁寧に描きこまれています。
感想・レビュー・書評
-
水紋の表現が美しい絵本。〝のしめとんぼ〟が細長い水草に並んだ場面では、下手に描くとただの縞々模様になりそうなところ、水草と水面の写り込みが描き分けられて美しい風景にきちんと見える。しかも、くど過ぎずにあっさりと描かれている。
とんぼの羽の動きや透明感、朝・昼・夕の光の色の移ろい‥色々と感心しながら、本書に記載があった作者のプロフィールを読んでみると、東京藝大卒!‥あぁ、やはり。
日本らしい景色をなかなか見る機会が少ないので、この綺麗な絵のおかげで擬似体験した気分になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんなトンボがリアルに出てきて、
虫好きな子は特に夢中になれる♪ -
【娘5歳セレクト】
娘が好きなシリーズ。
私も小学生の頃よく読んだロングセラー。
季節に合った話を読めるのが良い◎ -
【3歳2ヶ月】
14ひきシリーズは、ひっこし、ピクニック、かぼちゃ、おつきみ、あさごはん、さむいふゆの6冊を持っていて、買い足す予定もなかったのだが、夏に息子とした川遊びで、ちょうどたくさんのとんぼを見た思い出を記憶に残してほしくて、購入。 -
暑い夏、子ども達だけでとんぼ池に出かけます。
木の枝で作ったボートで池を探検、水辺はとても涼しそうです。
おなじみのものから初めて聞いた名前までたくさんのトンボが紹介されます。
卵を産んでいるトンボ、空を飛んでいるトンボ、草の先に止まっているトンボ・・・
色々な様子のトンボの姿が楽しめ、実際に探してみたくなります。 -
季節感を感じながら読めていいかなと思って借りていたが、「なんでいつも14匹シリーズ借りてくるの?」と言われ、あんまり気に入っていない様子。。
-
いいのだけど、優等生みたいで〜
-
やっぱり表紙を見ただけで「いらんの」とのこと。こどもはこのシリーズ好きじゃないみたい……。なんでだろう。