みみずのオッサン (絵本・こどものひろば)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 445
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494009442

作品紹介・あらすじ

ドーン、ドロドロドロ〜。ベタベタでうごかなくなったまちをみみずのオッサンがいく!「オッサン」というなまえのみみずのおはなし。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でタイトルに惹かれて借りたやつ。長新太だから信頼感あるよね。
    タイトルからは想像もつかないような壮大なストーリーだし、メイド・イン・ヘブンなのに、火の鳥未来編なのに、色合いがもーーーーショッキングピンクを基調としたビビッドな配色がたまらない。
    ストーリー展開も絵も全て長新太でしか創り出せない世界だと思います。
    よかった。買う。

  • 絵の具やクレヨン工場が爆発ー。
    色が眩しい。

  • 一体なんなんだ!
    奇想天外。長新太ワールド全開です。だいすき

  • ナンセンスで、スケールが想像を絶していて、でも、私はなにか深いものを感じてしまった。

  • “福島のみみずから放射性物質”という新聞記事を目にした時、思わずこの本を思い出しました。読み返してみると、涙が思わずこぼれます。おっさん…。

  • みみずのオッサン、すごいね。地球を救ったんだよ!!!

  • 不思議な本!

  • みみず。

  • そんなにたべたら、おなかパンパンになってしんじゃうよー!

  • “オッサン”のネーミングはもちろん、ペンキや絵の具、クレヨンの工場が次々爆発するという長さんのナンセンスワールド炸裂!
    工場から溢れたドロドロベタベタのカラフルな液体から一匹のみみずに救われるなんて思いもしなかったなぁ。
    黙々とペンキや絵の具やクレヨンを食べたオッサンから出てくるきれいな泥を見た7歳の息子は「うんこじゃん」とバッサリwそのうんこがどこまでも広がって、やがて原始の緑の大地に還る展開は、良質の土を生み出すみみずの働きに思い至り感心する。
    「そのままでいいよ」というラストのお月様の言葉に心も和やか。

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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