ぼくのいまいるところ 新版 (かこさとし・かがくの本 1)

著者 :
  • 童心社
3.79
  • (10)
  • (6)
  • (11)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 183
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494009510

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  小さい頃、家にあった数少ない絵本の中で心に残っている本。

     ぼくの今、いるところはどこでしょう?
     ぼくは、今、ぼくの家の庭にいます。
     ぼくの家はぼくの町の中にあります。
     ぼくの町は、ある大きなタワーのある町のとなりにあります。
     その大きな町からは富士山が見えます。
     富士山は日本の国で一番高い山です。
     日本の国は太平洋にある島国です。
     太平洋は地球で一番広い海です。
     地球は大きな丸いボールの形をしていて、地球の周りを月が回っています。
     地球は太陽の周りをぐるぐるまわっています。
     地球の他にも太陽の周りをまわっている星たちがあり、その星たちのことを 太陽系の星がといいます。
     その太陽系の星は、何億とある他の星たちと一緒に銀河系という、星の集まりをつくっています。
     
     僕のいまいる“僕の家の庭”から町へ、
    町から日本へ、日本から太平洋へ、
    太平洋から地球へ、地球から太陽系へ、太陽系から銀河へと視界が広がっていく、子供心に「自分は宇宙の中にいるんだ」という発見がある、素敵な知的な絵本です。
     

     
     
     
     

  • 「ここ=いえのにわ」からはじまり大宇宙まで。

    とてもスケールの大きい話だけれど、小さい子にも十分伝わるでしょう。

    読み聞かせにもおすすめ。

  • タイトルが印象的だったため、「ぼくがいまいるところ」というワードから宇宙のはなしへと繋がっていくところに興味をひかれたため。

  • ぼくの今いるところはどこ?ここ。うちの庭、町、日本、地球、太陽系、銀河系とどんどん視野が広がって、とうとう、はてのない大宇宙に行きついてしまいました。今度は逆に、大宇宙の中の銀河系の中の・・町の中の、ぼくのうちの庭にもどってきて、ほっと一安心。はてのない大宇宙に暮らしている自分の存在がはっきりわかるすごい本。

  • 大きな宇宙の中にいることがわかります

  • 7歳~。
    宇宙の巨大さを知り、その中での自分の存在を客観視する感覚。それを得ることが本書の意図だと思います。
    本書と同様の発想のプラネタリム作品を見たことがありますが、こちらの方がわかりやすかったです。
    短い時間で読むことができますでの、多くの子どもに読んでもらいたいと思います。

  • り。1176
    5y10m

    じ。531
    3y2m
    だいぶ前に読んだ半年くらい前かな・・・

  • 2018/5/15 4年生(2018年度)

  • 2018/8/17 13:45

  • ぼくのいるところを宇宙の中に位置付けて、小から大、また大から小と展開するのは良いと思いましたが、実感させるワクワク感がちょっと足りなかった気がします。小2の子どもは、ふ~ん、というレベルで終わりました。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

かこさとし:1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。

「2021年 『かこさとしと紙芝居』 で使われていた紹介文から引用しています。」

かこさとしの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×