よわいかみ つよいかたち (かこ・さとし かがくの本 8)

  • 童心社 (1988年1月1日発売)
4.17
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Amazon.co.jp ・本 (40ページ) / ISBN・EAN: 9784494009589

感想・レビュー・書評

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  • 作者が身近なもので簡単な実験をして、絵を見ながら学べる科学の絵本。
    同じ紙でも形を変えたり向きをかえると強度が変わる。
    力の原則を知れておもしろいのだけど、それだけにとどまらず、実は暮らしの中でも活かされているところまで紹介されていて非常に有益。
    これから駅や街で建物の構造に目がいきそうです。

  • 前任の司書さんが、実践をしながら読み聞かせをした本。

    勉強が苦手な子でも、だれでも興味が持てるように楽しくわかりやすく書かれている。

    家にあるものでできるので、ぜひ、実際にやってみてほしい。

  • 小学校低学年に読み聞かせボランティアをしている時、どうしても物語に偏ってしまうな、と悩んでいた時に見つけた本。
    誰でも簡単に真似できる実験で、ワクワクします。
    そして、重さに強い構造が分かります。
    理系の学部卒のかこさんならでは。

  • これを読んだら必ず実験したくなる。科学絵本。
    我が子達ももちろん実験してたなぁ。

  • 弱い紙でも強い形にすれば、強くなるのがすごいと思った。工作をしていると、なかなか立ち上がらないことがあって、紙でほきょうしたりセロテープをはったりするんだけど、こうやってもいいんだな。
    今ど、お金をいっぱいあつめて、同じじっけんをやってみたい。(小3)

  • かたちとかみのことを知ることができたからよかった。

  • 29年度  4-2 5-1 5-3
    28年度(5-3)
    10分

  • 子どもが葉書で試していた

  • ハガキを1枚とはさみ、それに数十枚のコインを準備してください。
    親子で面白い実験をして遊びましょう。

    絵本のままに、すすめて行くだけで、遊びの中で「なるほど」を体験できます。

    一枚の弱い紙が、ちょっと工夫するだけで、最初の何倍もの強度を増す不思議に出会う感動体験は、科学を好きになるきっかけとなるかも知れません。

    日常系活の中に潜む、さまざまな科学に触れることで、“科学”  が “科楽” になればいいなと思います。
    ものすごーく好奇心旺盛で、テレビで見たことをすぐに真似したがる我が子が、科学にめちゃめちゃ興味があるかと言ったら…それは微妙。
    単純に実験がしたいだけのようですが、それでも生きる知恵にはなっているはずです。

    大人になれば “あたりまえ” と見過ごしてしまうことでも、子どもには大きな発見。
    小さなことでも、お家でできそうなことには、付き合ってあげたいものですね。

    そして、末は博士か大臣か・・・
    なんてことは、ない!笑

    乗せるものを何種類か準備すれば『夏休みの自由研究』としても使えそうです!

  • ハガキを用意して
    絵本を見ていきたい1冊。

     用意するもの
      ハガキ 1枚(使用済み可)
      はさみ
      重り(10円をたくさん)
      厚い本 2冊(同じ厚さの図鑑)

    これだけ用意してから
    絵本を開いていくと
    さらに楽しめるかも

    加古里子サンらしい
    科学の絵本。

    はがき1枚を、厚い図鑑の間に
    横たわしにして(紙の橋)
    その紙の上に
    重りを置いていく。

    しかし、重り(10円)3枚で、
    紙の橋(はがき)は
    真ん中から下に落ちてしまいます。

    でも、でもっ。
    ぴらぴらの薄い紙も
    手を加えて
    折り曲げる事によって
    強度を増す。

    最高、何個まで乗ると思います ! ?


     この絵本で
    ワタシは学んだ事がある。

    例えば…。
    東京タワー。あれって、鉄骨の組み合わせ。
    でも、鉄骨って
    たんなる棒ではない…。

    太くい棒だから頑丈ってわけでもなく。
    形なんですね〜

    そうです。 H の形になっている棒など…。
    組み合わせてあります。
    あれが強度のヒ・ミ・ツだったのですね。

    すごいデス。
    ちょっと手を加える事で強くなる。
    初めて発見した人って
    プロジェクト X ものだっ

  • 7分15秒
    2025.09.14

  • 子供の反応はまあまあでした。

  • 10歳1ヶ月の娘
    7歳1ヶ月の息子に読み聞かせ

    かこさとしさんの
    かがく本

    おもしろい〜〜!

    これ初版が1988年
    ハガキの郵便番号が5ケタだろうが
    一般家庭に碁石やマッチがおそらくなかろうが
    まだまだ色褪せぬ魅力すごい。

    一緒に考えながら
    進められるのがいい。
    どうなる?
    どうする?
    ってほんと大切。

    そして今までのことから
    身近な生活へつながる。
    工事現場などでみる光景へ。

    この流れもお見事!

    思わず
    なるほどーーー!!と。


  • 電車のレールとかは、たてじゃなくて横に並べてあるから横も強いんだなって思った。

  • かみを形を変えることで、強さが変わることを身近なもので実験しながら確かめる。こども向けの本だけど、いま大人になって断面性能というものを理解した上で読むとなんだかワクワクしてしまう。分かったことが、分かることも本の愉しみなのかもしれない。

  • 面白い本。自由研究でもできそうな題材。

  • 理科的な絵本

    実際に実験してみたくなる
    好奇心そそられる絵本

  • 図書館本。長女選定本。かこさとしさんの科学絵本。こういった本を長女はさささっと探してくる。図書館本の分類に詳しくなってきました。紙の強度の実験。そして、それは日常にも応用されてるよね、という話。興味深い。

  • とても興味深かった。後書きも読んで、かこさとしがどういう来歴の人なのかもわかった。確かに、貯金箱のお金なので、38枚以上にならないことも、意図的なしかけなのだと納得した。

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著者プロフィール

かこさとし:1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。

「2021年 『かこさとしと紙芝居』 で使われていた紹介文から引用しています。」

かこさとしの作品

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