よわいかみつよいかたち (かこさとし・かがくの本 8)

著者 :
  • 童心社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494009589

感想・レビュー・書評

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  • 前任の司書さんが、実践をしながら読み聞かせをした本。

    勉強が苦手な子でも、だれでも興味が持てるように楽しくわかりやすく書かれている。

    家にあるものでできるので、ぜひ、実際にやってみてほしい。

  • 小学校低学年に読み聞かせボランティアをしている時、どうしても物語に偏ってしまうな、と悩んでいた時に見つけた本。
    誰でも簡単に真似できる実験で、ワクワクします。
    そして、重さに強い構造が分かります。
    理系の学部卒のかこさんならでは。

  • これを読んだら必ず実験したくなる。科学絵本。
    我が子達ももちろん実験してたなぁ。

  • 弱い紙でも強い形にすれば、強くなるのがすごいと思った。工作をしていると、なかなか立ち上がらないことがあって、紙でほきょうしたりセロテープをはったりするんだけど、こうやってもいいんだな。
    今ど、お金をいっぱいあつめて、同じじっけんをやってみたい。(小3)

  • かたちとかみのことを知ることができたからよかった。

  • 子どもが葉書で試していた

  • ハガキを1枚とはさみ、それに数十枚のコインを準備してください。
    親子で面白い実験をして遊びましょう。

    絵本のままに、すすめて行くだけで、遊びの中で「なるほど」を体験できます。

    一枚の弱い紙が、ちょっと工夫するだけで、最初の何倍もの強度を増す不思議に出会う感動体験は、科学を好きになるきっかけとなるかも知れません。

    日常系活の中に潜む、さまざまな科学に触れることで、“科学”  が “科楽” になればいいなと思います。
    ものすごーく好奇心旺盛で、テレビで見たことをすぐに真似したがる我が子が、科学にめちゃめちゃ興味があるかと言ったら…それは微妙。
    単純に実験がしたいだけのようですが、それでも生きる知恵にはなっているはずです。

    大人になれば “あたりまえ” と見過ごしてしまうことでも、子どもには大きな発見。
    小さなことでも、お家でできそうなことには、付き合ってあげたいものですね。

    そして、末は博士か大臣か・・・
    なんてことは、ない!笑

    乗せるものを何種類か準備すれば『夏休みの自由研究』としても使えそうです!

  • ハガキを用意して
    絵本を見ていきたい1冊。

     用意するもの
      ハガキ 1枚(使用済み可)
      はさみ
      重り(10円をたくさん)
      厚い本 2冊(同じ厚さの図鑑)

    これだけ用意してから
    絵本を開いていくと
    さらに楽しめるかも

    加古里子サンらしい
    科学の絵本。

    はがき1枚を、厚い図鑑の間に
    横たわしにして(紙の橋)
    その紙の上に
    重りを置いていく。

    しかし、重り(10円)3枚で、
    紙の橋(はがき)は
    真ん中から下に落ちてしまいます。

    でも、でもっ。
    ぴらぴらの薄い紙も
    手を加えて
    折り曲げる事によって
    強度を増す。

    最高、何個まで乗ると思います ! ?


     この絵本で
    ワタシは学んだ事がある。

    例えば…。
    東京タワー。あれって、鉄骨の組み合わせ。
    でも、鉄骨って
    たんなる棒ではない…。

    太くい棒だから頑丈ってわけでもなく。
    形なんですね〜

    そうです。 H の形になっている棒など…。
    組み合わせてあります。
    あれが強度のヒ・ミ・ツだったのですね。

    すごいデス。
    ちょっと手を加える事で強くなる。
    初めて発見した人って
    プロジェクト X ものだっ

  • 面白い本。自由研究でもできそうな題材。

  • 「はがきとお金を使って、紙の強さの実験。はがきで橋を作りお金をのせていくと・・。4こで曲がってしまいました。同じ紙でも、折ったり曲げたりと、形を変えていくと強くなりました。この実験から、3つの強い形がわかってきました。
    この強い形は、私たちの周りにたくさんあります。どこに、何に使われているか、さあ探してみましょう。」(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000  の本での紹介より抜粋)

    ・シンプルでわかりやすく、想像しやすく、加古さんと一緒に実験している気持ちになる。時代を超えてたのしめる本だと思う。
    ・本当にやってみたくなる!簡単な実験だしすぐ材料が手に入る。読み聞かせだけで終わらせてしまうのはもったいないかも。
    ・加古さんがやり方をかんがえて、かんがえて、かんがえてひらめく。そんなシーンが何回かある。本はページをペラっとめくれば答えがわかっちゃうけど、自分でたっぷり考えてひらめくことの大切さを加古さんは教えてくれているように思う。
    ・実験して作ってみた紙のいろいろな形。このひらめきは、実は町中で応用されているという驚きを感じることができる。外を歩いた時に世界は面白く見えるのではないか。町にさがしに行って写真を撮るワークショップを行うのも面白いかも!

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著者プロフィール

かこさとし:1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。

「2021年 『かこさとしと紙芝居』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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