フェアリー・レルム 妖精のりんご (4)

  • 童心社
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本棚登録 : 107
感想 : 5
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  • 本 ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494009695

感想・レビュー・書評

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  • 図書館に行ったあと、このシリーズの続きを借り忘れるといつも後悔してしまうので、今回は忘れずに借りてきました。
    ジェシーはジェシカおばあちゃんに頼まれて、ノーム(多分一般的なイメージで言うドワーフ)のビルバートと一緒に、「かくれ谷」の様子を見に行くことになります。谷の名産だったおばあちゃんも大好きな妖精のりんごの木が、どうなってるか見に行って欲しいというのです。旅の末、ジェシーが見た谷の光景は? ジェシーがとった行動は?
    というお話かな。

    今回の主役はノームのビルバートです。妖精は好きですがノームにはいまいち惹かれないという私も、このお話はすごく面白かったです。ビルバートのキャラクターがすごくいい味出しているのですよね。
    最初は仲がよくなかったジェシーとその仲間たちも、一緒に行動していくうちにお互いを理解したり、ああ、理解することって大事なのだな、と思わせてくれます。
    また、今回ジェシーは魔法ではなく、人間の知恵で事態を解決しますが、その様子も良かった。
    相変わらず途中まで読めばお話のラストの展開は読めてしまうのですが、そこはやっぱり、「物語はハッピーエンドがやっぱり最高!」というところで、全て許せてしまいます。

    人間の知恵を前面に出すような、なかなか含蓄の深いところもお気に入りです。
    お金よりも大切なものとは? とか、行いは帰ってくる、といった、人間としてもとても大切なことが書かれた本だと思います。子供はもちろん、大人が読んでも、きっと何か考えさせられる、そんな児童書です。やっぱり子どもの本って侮れません。
    女の子が大好きな物がたくさん詰まった、安心して読めるファンタジー小説です。
    続きを読むのも楽しみです。おすすめ。

  • 巻頭の“主な登場人物”の紹介に載っている
    “モコモコ・フォーフォー”に「かわいい!」と釘づけ!
    登場するのを心待ちにしながら読みました。
    親の私も、そのネーミングは素晴らしいと思いました…!

    モコモコ・フォーフォーは、こどもにとっては、
    親しみを感じそうです。
    親には‥‥同じような子がいると、苦笑‥‥
    娘は「モコモコ・フォーフォー、かわいかったね〜」と、
    読後も印象は変わりませんでした。

    それにしても、よく庭にありがちな、小人の置物に
    秘密があったとは・・・!

  • だいすきよっっ!!!!

  • 2006年読了。

  • 届いた日、2時間足らずで一気に読まれてしまいました。執りつかれたように読みます。(by もっちん)

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著者プロフィール

オーストラリア在住のファンタジー作家。『リンの谷のローワン』シリーズや『デルトラ・クエスト』シリーズ、『ティーン・パワーをよろしく』『フェアリー・レルム』『ロンド国物語』など多数の人気児童書シリーズを執筆。とくに『デルトラ・クエスト』シリーズは、日本をふくめ全世界で大ヒットし、累計1500万部を突破している。2014~2015年に日本でも出版された『勇者ライと3つの扉』は、デルトラ世界とつながっていたことが判明し、話題を呼んだ。

「2016年 『スター・オブ・デルトラ 1 〈影の大王〉が待つ海へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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