フェアリー・レルム 魔法のかぎ (5)

  • 童心社
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本棚登録 : 110
感想 : 3
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  • 本 ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494009701

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ、凄く好きなので、いつも読みたいなあと思うのですが、読みだすと30分くらいで読み終わってしまうので、読むのがもったいなくてなかなか読めなくて、でも読まないと気になってしまうというシリーズの本です。

    今回は、ジェシーの誕生日の日が舞台。
    でもすごい雨で、落ち込むジェシーに、ジェシカおばあちゃんは、庭に行くように勧めて……、という所から始まるお話です。

    今回のお話は、今までと違いメインの舞台は人間の世界です。もちろん、レルムにも赴くのですが、メインは人間界。今回の主役の妖精はピクシーで、独特の言い回しや陽気な性格が楽しくて、前半のジェシーの誕生日パーティの様子は、読んでいて羨ましくなるくらいでした。ジェシーの幸せな様子に、きっと読んでる私たちも幸せになって、大切なことに気づき、思い出させられること間違いなしです。

    また、このシリーズは何気ない文章や情景描写が美しいなあといつも感心して読んでいるのですが、この本に出てくる虹の妖精たちとお話しするシーンは、その中でも最も美しい描写の一つと言っていいと思います。とにかく幻想的で、うっとりとして、これぞ女の子の憧れるファンタジーだなあって思います。
    また、このシリーズはやっぱりジェシカおばあちゃんが魅力的。こんなおばあちゃんと二人だけの素敵な秘密を共有できたら、本当に素敵だろうなと思ってしまいます。
    このシリーズもこの「魔法のかぎ」で折り返しを迎えますが、次辺りから物語が動き出すのかな? などと思う所もあり、楽しみです。

    誕生日って、何気ない物って、本当に大切だなあと思わせてくれる一冊。大人が読んでも面白いと思う、大好きな本です。

    次回は私も大好きなユニコーンが主役らしいということで、読むのが楽しみです。
    子どもはもちろん、大人にもお勧めの児童書です。

  • ピクシーの独特の言い回しや文の書き方が
    おもしろかったようで、まねしてつぶやいていました。

    安全ピン。こどもの頃は、その形がとても素敵なものだと思っていたことを思い出しました…
    また、改めて、愛着が持てそうです!

  • だいすきよ!!!!

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著者プロフィール

オーストラリア在住のファンタジー作家。『リンの谷のローワン』シリーズや『デルトラ・クエスト』シリーズ、『ティーン・パワーをよろしく』『フェアリー・レルム』『ロンド国物語』など多数の人気児童書シリーズを執筆。とくに『デルトラ・クエスト』シリーズは、日本をふくめ全世界で大ヒットし、累計1500万部を突破している。2014~2015年に日本でも出版された『勇者ライと3つの扉』は、デルトラ世界とつながっていたことが判明し、話題を呼んだ。

「2016年 『スター・オブ・デルトラ 1 〈影の大王〉が待つ海へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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