- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494010004
感想・レビュー・書評
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とても細かくていねいにかかれているので、鳥の好きな子にはぜひ読んでほしい。
そうでなくても3年生ぐらいからおすすめ。 -
8分〜12分。読み聞かせ。高学年に。渡り鳥の種類や生態、場所や距離など絵も説明も詳細。コマ割りの場面もあるが、見開きで多くの種類が飛ぶ場面は迫力がある。自然破壊についても触れ、鳥たちへの作者の思いが強く感じられる。五年生の大造じいさんとガンに合わせて。秋に。
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5歳からおすすめ。
ちょっと恥ずかしいのですが、ツバメが渡り鳥であることを本書で知りました。というか、世界各地に、これだけ多種の渡り鳥がいるのですね!
絵本は、大人にも勉強になります! -
8歳5ヶ月の娘に読み聞かせ
わたり鳥ってこんなに種類がいたとは
そして世界中にいるのね
すごい
鈴木まもるさんの
さすが!な鳥の美しい絵
ほんと愛情が感じられる~
ずっと眺めていたい
わたり鳥の能力のすごさ
地球の環境を守っていかねばと
改めて感じましたね -
「春になると、南の国からやってくるツバメたち。巣をつくり、卵を温め、ヒナを育て、子どもたちが飛べるようになると、また南の国にかえっていきます。でも、渡りをするのは、ツバメだけではありません。世界中にもたくさんの渡り鳥がいます。なぜ、どうして彼らは何万キロもの旅をするのか――。その謎を追いかけ、渡り鳥とともに世界を旅する絵本。
世界中の渡り鳥を通して、生命の尊さを描きます。壮大な自然のドラマ。
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財(2017年)
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 特別推薦(2018年)」
感想:
絵が美しく躍動感がありわくわくする。鳥になって一緒に大空を羽ばたいている気になれる。
様々な種類の渡り鳥が、海を越え山を越え何千キロも旅をして目的地へ向かう。そして巣づくり、子育て。大きな鳥も、小さな鳥も。
「ちいさな鳥は途中でワシなどにおそわれることがあります。でもワシだって人間に銃で撃ち落とされることがあります。霧の濃い日には、灯台にぶつかってしまう鳥もいます。昔アメリカに50億羽もいたリョコウバトは、食べたり羽毛布団を作ったりするために撃ち落とされ、1羽もいなくなりました。今もガラス張りのビルにまちがってぶつかったり、風力はつでんのプロペラに当たってしまう鳥もいます。いろいろな木が生えている豊かな森が切り拓かれ、巣作りできなくなったり、えさがとれなくなったりしています。わたりの途中に、えさを食べたり休んでいた浅瀬が、コンクリートでうめたてられてしまうこともあります。それでも、鳥たちは飛んでいきます。」
丁寧な絵でわかりやすく、いろんなことを教えてくれる。私たちが目で見ているのはほんの一瞬の鳥の姿なのだな。
読み聞かせやブックトークにも使える本だが、ぜひ紹介した後はしばらく教室に置いて子どもたちが自由に眺められるようにしてほしい。
#科学絵本
#渡り鳥
#空をとびたい
#小学校低学年 -
鈴木まもる先生が、『わたり鳥』がこれからも自由に空を飛べる世界であるように願い、描いた作品!
わたり鳥はそれぞれ他の鳥と『すみ分け』するために『わたり』という行動に表れている。
わたり鳥に対して、故郷を残してあげることの大切さが分かる作品。 -
家庭読みに向いている