ロボットと暮らす世界 (手塚治虫からの伝言 2)

  • 童心社 (2018年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ) / ISBN・EAN: 9784494018413

作品紹介・あらすじ

診察から手術まで一手に大病院を仕切っているスーパーコンピューターの治療を依頼されたブラック・ジャックは……(「U-18は知っていた」)。アトムが雪山に咲く1輪の花を大切にしていたわけは……(「植物人間」)。看護ロボットと不良少年に芽生える心のつながり(「ダリとの再会」)。ロボットと人間の共生を描く7話を収録しています。手塚治虫が描いた未来が、すぐそこまで迫っています。

感想・レビュー・書評

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  • ロボットと人間の共生を描く7話です。
    手塚作品によく出てくる、いい人と悪い人を見分けるロボットが本書にも出てきます。
    表向きだけ立派な人を装っている政治家が自分の悪事がばれるのを恐れてロボットを破壊しようとしたりします。
    悪事を許さない世論をロボットに置き換えて読者に訴えかけているように思えます。

    現在AIの利用が全世界で進んでいますが、AIと人間の共生の問題点をいくつも描いています。
    ロボットが人間の奴隷のような存在でいいのか。
    人間と同じような感情を持つようになったロボットをどう扱うか。

    サイボーグは人なのかロボットなのかを考えさせられる作品もありました。
    脳だけ人工頭脳でその他は人間のサイボーグと、その片割れの脳以外はロボットのサイボーグ。
    人間とロボットはどこで区別すればいいのかという問題提起です。
    「脳が人間なら人間」が現在の定義らしいです。
    そうでないと義足や義手や人工臓器の人がロボットと言われかねないからでしょうか。

  • 火の鳥やブラックジャックなどの有名どころは、昔読んで大好きだけど。短編作品はなかなか読んだことがなかったので、図書館で見つけて読んでみました。
    テーマごとに集められた短編集となっていて、ずっと昔に描かれた作品であるのに、現代の私たちに突き付けられるような勢いは、さすが手塚作品ですね。
    今回借りてきた以外のシリーズも読みたいな。

  • AI、ロボットにも心は生まれる

  • 古い作品のアンソロジー。昔、火の鳥は全巻所蔵していて、何度も繰り返し読んだから、その中で手塚治虫氏が描いたロボットの作品は今でも頭に残っている。今はもう手放してしまったので、それらを思い返して懐かしみながら読んだ。

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著者プロフィール

1954年生まれ。大阪府立泉陽高等学校卒。和歌山大学経済学部卒。編集者・ライター・京都精華大学客員教授。(社)日本漫画家協会、日本SF作家クラブ会員。『マンガ産業論』(筑摩書房 2004年)で、日本児童文学学会賞奨励賞、日本出版学会奨励賞、『謎のマンガ家酒井七馬伝』(筑摩書房 2007年)で、日本漫画家協会特別賞を受賞。

「2014年 『再び大阪が まんが大国に甦る日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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