人間の未来 (手塚治虫からの伝言)

  • 童心社 (2018年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ) / ISBN・EAN: 9784494018444

作品紹介・あらすじ

地球に人間が溢れかえったため、月に子どもを捨てることになったが……(「白骨船長」)。現代の医療では治すことのできない難病に対して、ブラック・ジャックが出した答えとは(「未来への贈り物」)。月に取り残された宇宙飛行士が目撃する地球の悲劇(「クレーターの男」)。原子力要塞が爆発し、日本列島に巨大津波が襲いかかる(「大洪水時代」)。手塚治虫が予見する数々の未来を描く6話を収録。人間に未来はあるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 本書は45~60年も前に、手塚治虫が予見した数々の未来を描いた6話です。
    星新一さんもそうですが、手塚治虫さんの作品も古さを感じないで読めてしまうのが凄いです。

    医学や科学の進歩がもたらす未来の可能性を示してくれて、いろいろと考えさせられるテーマを投げかけてきます。
    自制のきかない私利私欲に満ちた人間はいつの時代にも存在し、そうした人間の身勝手さが起こしてしまう悲惨な未来も描かれています。

    未来を素晴らしいものとするためには、科学技術を誤ったことに使わないでくれ、という思いも込められています。
    過去の過ちを反省せず、再発防止の仕組みも作らず、しかたがなかったと安易に許してしまうと将来の道を間違いかねないと警鐘を鳴らしています。
    戦争の悲惨さは自分は経験していないので想像するしかないのですが、わずか10年前の大震災・津波・原発事故のことすら忘れてしまいそうです。

    45~60年前に戻ってみると今現在がまさに未来なのですが、輝かしい未来になっているかと問われれば、かなり危なっかしいと言わざるを得ませんね。

  • 手塚治虫は天才だわー、早く亡くなりすぎ…

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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