本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ) / ISBN・EAN: 9784494018567
作品紹介・あらすじ
短いストーリーの中に、起承転結を盛りこんだショートショートの世界。誰にも予測できない鮮やかな展開に息をのむ傑作ぞろいです! 実験で異常に知能の発達したネズミが人間に挑む「ヤジとボク」、突然変異で巨大化したカタツムリが人間を襲う「ゲルニカの巻」(『鉄腕アトム』より)、神に消された人類をたったひとりの少年が救う「7日の恐怖」、ブラック・ジャックが宇宙人の手術にいどむ「未知への挑戦」他、7編です。
感想・レビュー・書評
-
「ショートショート」とは、短い中に起承転結を盛り込み、オチの部分で読者を驚かせ納得させる小説のことです。
代表格は星新一さんですね。
手塚治虫さんもショートショート的味わいのマンガをたくさん描いており、その中からSFの作品を集めたものです。
マンガと小説の決定的な違いは、マンガは何も語らずとも絵で多くの情報を発信できること。
だから究極のショートショートである4コマ漫画というジャンルも成り立つのでしょうね。
小説は読者の想像力に大きく依存します。
細かな描写には詳しい説明が必要です。
ふと、この話を小説で書いたらどうなるのかと思いました。
文字だけでマンガと同じ内容を表現するのは不可能ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アルジャーノンを思い出させる「ヤジとボク」。「7日の恐怖」は、映画のジャンクヘッドを思い出した。
SFとショートショートの面白さを味わえた。 -
テーマに沿って作品を集めた、手塚治虫選集。
シリーズまとめてや書かれた年代順に読むのももちろんいいけれど、テーマで集めるのも興味深い。
コミカルなものからシリアスなものまで様々で面白かった。
「ブラックジャック」からの作品が一番好きかな。 -
読みたいから読む本で無いが読むと読みたくなる
-
手塚作品をテーマ別に数話集めたシリーズ。
今回はSFショートショートで、7話収録。
長編の手塚作品はもちろん大好きですで読んでいたけれど、ショートショートのお話のテンポの良さとオチの秀逸さに感動しました。
ショートショートの面白さと、手塚作品ならではのメッセージ。素晴らしいです。 -
手塚治の短編を集めたアンソロジー 編者のコメントがあり、なるほどといえるもの。1話の中で完結している手腕は見事。未読の作品多し。
著者プロフィール
手塚治虫の作品
本棚登録 :
感想 :
