見て味わう×読んで知る 平安時代の古典と文化 源氏物語・枕草子・竹取物語・平家物語

  • 童心社 (2023年12月5日発売)
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本 ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784494018819

作品紹介・あらすじ

平安時代に成立した、または平安時代が舞台となっている、4つの有名な古典作品を紹介。それぞれの作品について、代表的な数場面をとりあげて、①声に出して読んでみよう(原文と現代訳)、②お話を知ろう、③平安時代の文化を知ろう、の3本立てで解説。古典のあらすじや作者について伝えるとともに、当時の文化的な背景をしっかり解説しているので、小5国語の古典はもちろん、小6歴史の平安時代の学習内容にも対応。また、現代的なイラストとともに、絵巻物や古い絵本、屏風などの絵も豊富に掲載して、当時の雰囲気をビジュアルでも味わえます。

感想・レビュー・書評

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  • 平安時代の文学、源氏物語、枕草子、竹取物語、平家物語を図解であらすじ、作者、当時の背景、風習、文学の内容を一部取り上げ紹介している子供向けの本。

    現代語訳付きで原文を一部音読パートや、絵を見て、どういう場面で誰が何をしているかという説明があったりと、十分大人でも楽しめる。

    伊勢物語や、他の平安時代の古典のバージョンも見てみたい。

  • 児童本ですが、大人も十分楽しめます。構成が素晴らしいです。馴染みのあるシライシさんの可愛らしいイラストも良いし、昔の絵画も堪能。しかも詳しい説明付き。音読のページは読みやすい大きさで声を出して読むのがストレス発散になって良かった。一言意訳も覚えやすくて良いです。

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著者プロフィール

昭和三十一年、東京生まれ。武蔵野大学教授。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。活水女子大学助教授、新潟産業大学教授を経て、現職。

【著書】
単著に『蜻蛉日記の表現と和歌』(笠間書院、平成十年)、『新版 蜻蛉日記Ⅰ(上巻・中巻)』・『同Ⅱ(下巻)』(角川ソフィア文庫、平成十五年)、『王朝生活の基礎知識--古典のなかの女性たち』(角川選書、平成十七年)・『王朝の恋の手紙たち』(同、平成二十一年)・『王朝文学入門』(同、平成二十三年)、『ビギナーズ・クラシックス 更級日記』・『同和泉式部日記』(角川ソフィア文庫、平成十九年)。編著に『王朝文化を学ぶ人のために』(秋澤亙氏と共編、世界思想社、平成二十二年)など。

「2012年 『王朝文学の光芒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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