- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494019359
感想・レビュー・書評
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図書室に誰にも借りられず、自分も知らない本を見ると、読んでみようか、と思う。古くなって廃棄されるにしても、読んであげてから、と。
だいたい、読まれないのも仕方ないな、と思う本が多いけど、たまにはいいものもある。
これも、子どもが読んでみてもいい本。(読まないと損するってほどでもないが)
小学4年生のサッコはおとなしくて優しい弟をひいきする(と本人には思える)母とケンカすることもあるが、野球が好きでさっぱりした性格。
女子どうしつるむのは苦手。
そんなサッコの成長を描く物語。
優等生女子から班を追い出された男子(掃除中の悪ふざけのため)と野球仲間だったため同じ班にさせられたサッコ、転校生ユキちゃん、大人しい三宅さんの友情も描く。
これくらいの年齢の子にありがちな悩みをストレートに描いてある。
文章は非常に読みやすいし、絵も悪くない。
エグくならない程度にいじめの問題も、いじめる側の事情もきちんと書いてある。
爽やかな読後感で、高学年には物足りないかもしれないが、3・4年生にはいいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすい児童書
でも好きすぎる
主人公は男勝りな少女なんだけど、私基本そういう子は苦手なんだけどサッコだけは別
正直でめんどくさがりで自分勝手で男前な野球のエース
そんな女の子、私も友達になりてーやい! -
小学生の頃、読みました。なんか、好きらしい。