- Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494019380
感想・レビュー・書評
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しばらく前に読了。
周一の描写に小五な感じがよく出てるなと思うけれど、男の子ってこんなに父親を気にするもの?とも思う。周一の人物造形がちょっとぶれてる気がしなくもないのは、啓太を助ける傍観者の位置と、周一自身の抱える問題とがうまく噛み合っていないせいかも。啓太の方は一段落ついた感があるけど、周一の方は父親とまだ話していないわけだし、ラストシーンが描いているほどの解決はしていないんじゃないかしら。
個人的には、この間読んだ「サイレントビート」の方がよかったかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ワタシが小学6年生の時のお話
あの年の推薦図書だったのがこの本
この本の私の感想文と絵を描くのがあの夏の課題だった
子供心にドキリとしたものだった。
ナイフが煌くあの文章
幼いながら息を吐くこともできなかった。
眠る時間を告げられているのに
あともう少しあと、ほんのもう少し
胸が苦しくなるようなrealな絶望感を味あわせてくれる、
錆びた金属の生ぬるいブラッドみたいな味の物語
想いでの一ページを描きなさい。
迫るような場面が好きでした。
アタシはわざとどうでも良い場面を絵に描いたのです -
字が大きい。笑 でも内容はシビア。漢字が超少ないページを高1のとき教室で開いて読んでました。
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烏兎の庭 第一部 絵本 7.24.02
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/keny.html