シキュロスの剣 (童心社・新創作シリーズ)

  • 童心社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494019380

感想・レビュー・書評

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  • しばらく前に読了。
    周一の描写に小五な感じがよく出てるなと思うけれど、男の子ってこんなに父親を気にするもの?とも思う。周一の人物造形がちょっとぶれてる気がしなくもないのは、啓太を助ける傍観者の位置と、周一自身の抱える問題とがうまく噛み合っていないせいかも。啓太の方は一段落ついた感があるけど、周一の方は父親とまだ話していないわけだし、ラストシーンが描いているほどの解決はしていないんじゃないかしら。
    個人的には、この間読んだ「サイレントビート」の方がよかったかな。

  • ワタシが小学6年生の時のお話
    あの年の推薦図書だったのがこの本
    この本の私の感想文と絵を描くのがあの夏の課題だった

    子供心にドキリとしたものだった。
    ナイフが煌くあの文章
    幼いながら息を吐くこともできなかった。
    眠る時間を告げられているのに
    あともう少しあと、ほんのもう少し
    胸が苦しくなるようなrealな絶望感を味あわせてくれる、
    錆びた金属の生ぬるいブラッドみたいな味の物語

    想いでの一ページを描きなさい。
    迫るような場面が好きでした。
    アタシはわざとどうでも良い場面を絵に描いたのです

  • 字が大きい。笑 でも内容はシビア。漢字が超少ないページを高1のとき教室で開いて読んでました。

  • 烏兎の庭 第一部 絵本 7.24.02
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/keny.html

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著者プロフィール

デビュー作の『風の音をきかせてよ』(岩崎書店)で、日本児童文学者協会新人賞を受賞。他に『月曜日のかくれんぼ』(草土文化)、『サイレントビート』(ポプラ社)、『ロケットにのって』(新日本出版社)、『夏のとびら』(あかね書房)、『シキュロスの剣』『晴れた朝それとも雨の夜』『夕焼けカプセル』(いずれも童心社)などの作品がある。

「2018年 『鳥達のバラード アンプラグド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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