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Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784494019458
感想・レビュー・書評
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ズル休みでちからがでてよかったなあとおもった!
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宮川ひろといえば「先生のつうしんぼ」、「大きい1年生と小さい2年生」も…と思ったらこちらは古田足日だった。話はそれるが、戌の日に水天宮にお参りする、腹帯、という言葉を覚えたのがどっちの本だったかと調べたのだが出てこなくて、ようやく見つけました、「4年3組のはた」という宮川ひろさんの本でした。今頃になって宮川ひろさんの本を読むとは思わなかったな、息長く著作活動を続けられて、現代でも子どもに読まれていることにびっくりしました。というのも本書は2010年の発行で、繰り返し読み継がれる名作古典の作家ではなく、2010年代に入っても今の子どもたちの姿を書き続けてきたことにぐっときたのです。
大きく変わったんじゃないかなと思っていた学校の子どもたちの姿は、実はそれほど変わってないのかもしれません。ちょっとしたことでクラスメイトと仲違いが発生し、それに悩む主人公の雄介。深手にならないうちに、お父さんが雄介を「ずるやすみ」に誘います。ずるやすみに出かけた先の正弘も実はずるやすみで、二人はリフレッシュして心の元気を取り戻します。お父さんたちや青おばさん、先生おばちゃんの思い出話もしみじみします。特に青おばさんの、ちょっとしたモンスターペアレントになりそうなお話の、救いのあるところ。なんでも、早め早めの処方と、エスカレートさせない気持ちが大事なのではないかなと思いました。 -
つらいときはズル休みして良いというのは、入学前にインストールしておきたい考え方である
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こうしたら こういう風になるんだと分かった。テストで分からないところがあるとか。休まないようにしようと思った。
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心の力をチャージするために、学校を休む親公認「ずるやすみ」。いいね♪
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子供が、いじわるされた時、
「はね返す力」を得るには、どうすれば良いのか?
共感してもらうこと、
ストレスを発散して心に余裕を作ること、
たったそれだけでも、人は強くなれるようです。
子供のことを、難しく考えてしまっている親たちに、
この本をおすすめします。 -
やさしい大人の子どもへの贈り物
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[墨田区図書館]
かんぱい!シリーズ第3巻。
久々のかんぱいシリーズ。今"あまのじゃく"と"ないしょ"も合わせて3冊借りてきているんだけれど、今回その中から選んだのはこれ。
みんなに笑われて、それが照れくさいけど一緒に笑える時と、悲しくて悔しくて一緒に笑えない時。毎度のことながら、宮川さんはゆるりとわかりやすく子どもの気持ちを表現していく。それに対して、今時の私たちに出来るかどうかのきっぷの良いお父さんの対応。しかも田舎の知り合いも同じことをしているというぴったりさ。 -
前に並んでいた子が転校し、並ぶ順番が1番前になった雄介。朝礼の時に、まちがって「前へならえ」をしたことをしつこくからかわれる。落ちこんでいた雄介に、おとうさんは…。
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まだかな。
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(2012-05-13)
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ずるやすみして力を蓄える。大切なことかもしれません。
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これまた力が抜けてほっとできるおはなし。五味さんに続く感じ。無理をしすぎてはいけない。大事なのはココロの健康だもんね。たまには生き抜きしなくっちゃ。こんな大人になれたら最高。
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