- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494019670
作品紹介・あらすじ
戦場で砲弾にふきとばされたぼくの体はとびちり、足も顔もなくなりました。でも、ぼくの心は弟の怒りを見、母さんの悲しみを見ます。憎悪と復讐がどれだけむなしいものか。「だれのためにころし、だれのためにころされるの?」戦争を起こそうとする黒い影が見えますか?
感想・レビュー・書評
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戦死した人の魂が訴えかけてくる。
リアルな絵でないことがこれほどまでに訴えかけてくる。
何度も言うけどやっぱり戦争はダメだ。
悲しみしか生み出さない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悲しむ母さんを置いて戦争に行き、死んでしまった「ぼく」。叩きつけるような絵筆の勢いで抽象的に描かれた、戦争のむごたらしさ、残された人々が抱える悲しみ、怒り、憎しみは、果てしなく増殖していくのです。世界中で、「ぼくのこえ」に耳を傾け、私たちの声として「戦争をやめろ」と響かせなければ!
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力強い。
まるで抽象画のようで、だけど痛いぐらいに具象でもある。
1ページ1ページが、迫ってくる。想像させられる現実。
おとうとが出てきてからのくだりは特に。
この表現は、凄い。 -
日・中・韓 平和絵本 シリーズ
その5・ぼくのこえがきこえますか
※この本の紹介は「父さんたちが生きた日々」をご覧下さい。
2024/01/30 更新 -
ボランティアの方の読み聞かせ
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★2023.11(2-1) -
今も地球上で戦争が起こっています。世界中で読んでほしい絵本です。
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戦争の悲しさについての絵本
荒い筆遣いで魂やエネルギーや感情を強烈に描き出している。
絵本ならではというべきか凄い表現法。
ひょっとして、映画「この世界の片隅に」の爆発のシーンはこの本の影響を受けているのかしら -
2022.5 6年 動画
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誰が、なんのために、戦争を起こすのか? 多くの怒り 悲しみ なぜ、同じ人間同士が殺しあうのか ぼくのこえが聞こえますか