かあちゃん取扱説明書 (単行本図書)

著者 :
  • 童心社
4.32
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本棚登録 : 606
レビュー : 69
  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494020331

作品紹介・あらすじ

ぼくんちで、一番いばっているのはかあちゃんです。今朝も朝からガミガミうるさくって、ぼくはハラがたちました。かあちゃんにいいたいのは、何日も同じごはんをつくらないでほしいです。さいごに、かあちゃんはすぐ「早く」っていうけれど、ぼくが「早く」っていうとおこるのは、やめてほしいと思います。
……ぼくの作文を読んだ父ちゃんは大笑いして「かあちゃんはほめるときげんがよくなるんだ。とにかくほめること。パソコンもビデオも扱い方をまちがえると動かないだろ、それと同じさ」扱い方! そうか、扱い方さえまちがえなければ、かあちゃんなんてちょちょいのちょいだ!
哲哉はこうして、かあちゃん取扱説明書を書きはじめたのだが…。

感想・レビュー・書評

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  • すぐ怒るおかあちゃんをなんとかしようと、かあちゃんのトリセツをつくる4年生の男の子。
    かあちゃんの言動をよく観察することで、今まで自分のことばっかりで、かあちゃんの気持ちを考えたことがなかったことに気が付きます。
    読む前の予想に反して、偉大なる存在のかあちゃんを称えるお話でした。
    お母さんと子どもで一緒に読んで、どちらもが良かった面白かったという気分になる本だと思います。

  • 発想おもしろい。
    子どもの視点で書かれていて、無理なく理解できる。物語の展開が、自然で日常的なところがとても良い。身近なところに題材をとり、誰でもマネのできるように書いてある。自分⇒友達⇒親(社会)へと考えが広がって行くところも、効果的である。
    大人向けの自己啓発書より、よくわかるだろう。

  • 児童書ではあるのだけど、大人が読んでも面白い、との本屋さんのポップから図書館で予約してまで読んだ。結論、すごくいい本だった。お母さんに怒られないために取説を作ってお母さんを分析していく話だけど、子供ながらの素直な感性や、母親を観察していく過程で母親の良さを発見する息子の成長ぶりなどがすごく自然に綴られていた。いつか息子ができたら読ませたい。

  • かあちゃんのトリセツ。なかなか、しっかりとした観察力で、トリセツを作っていきますが。。。かあちゃんのすごさ、優しさ感じてとても胸がぎゅっとくる。感動の作品です。
    最後のオチは、すで予測できますが、ちゃんと落ちます。
    すべてのかあちゃんに感謝。もちろんこの作品にも。

  • これ、面白すぎるっ。初めに作文から始まるんだけどほんとにあるあるですよね。思わず日常の自分とダブってしまいました。トリセツを書く中でまた、違う角度からお母さんを見つめ直すことができていてとてもよい気づきをした子供。何だか最後は涙出てきました。

  • お母さんがいつも怒るからトリセツを書いてみたお話!
    面白くて家族で読めるお話!

  • 面白い。
    わざわざ対人用の取扱説明書なんて作成しないけど頭の中にある。
    これは自分だけなのかな。(苦笑)
    それを主人公(子ども)に作らさる。
    しかも相手は口うるさい!?母親。
    母親の取扱説明書を作成するには今まで以上に詳しい情報を手に入れないといけなかった。
    そこで知る母親の見たことがない姿。
    そして母性としての本質。
    主人公は何かを感じ取ります。
    そこが素晴らしい。
    なによりオチも素晴らしい。
    親子で読んでもらいたい一冊です。

  • 久々にであった文句なくおすすめ本。
    ユーモアがあって面白いけれども、最後はきちんと終わらせる。
    こどもにおすすめです。

    かあちゃんへのもんくを次から次へとあげていたけれど、かあちゃんの取扱説明書をつくろうと、かあちゃんを観察するうち、かあちゃんの良さに気付いていくというお話。

    まず、かあちゃんはうちで一番いばっているとか、ケチだとかいう作文に花丸をつけちゃう先生がいい。
    そして、なにげなく重要な役割を果たしているとうちゃん。
    取り扱いを間違うなというキーワードをいうのもとうちゃんだし、最後にいろいろなことを気づかせるのもとうちゃん。
    いい家庭ですね。

  • 「めっちゃ面白い」ってことを覚えてます。
    久しぶりに国語の授業で出たのでもう一回読むことにしました

  • すぐ怒るお母さんにうんざりな、小学4年生のお話です。主人公は、お母さんをどうやって操れるか考え、お母さんの取扱説明書を作ることにしました。そこでお母さんを観察して、分かったことを書きました。説明書のとおりにやってみると、以前のお母さんより優しくなりました。

    僕もお母さんにいつも怒られて嫌な気分になっているので、取扱説明書を作ってみようと思います。でも、お母さんの立場になってみると、お母さんも大変だなと思いました。

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著者プロフィール

いとうみく 神奈川県うまれ。『糸子の体重計』(童心社)で日本児童文学者協会新人賞を、『空へ』(小峰書店)で日本児童文芸家協会賞を受賞。『二日月』(そうえん社)、『チキン!』(文研出版)が青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれた。著書に『かあちゃん取扱説明書』(童心社)、『おねえちゃんって、もうたいへん』をはじめとする「おねえちゃんって、」シリーズ(岩崎書店)など。2020年『朔と新』(講談社)で第58回野間児童文芸賞を受賞。

「2021年 『つくしちゃんとおねえちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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