あらいぐまのせんたくもの (だいすき絵童話)

著者 :
  • 童心社
4.29
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本棚登録 : 193
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494020645

作品紹介・あらすじ

家の洗濯機がこわれてしまい、おばあさんはコインランドリーにやってきました。するとそこには1匹のあらいぐまがいました。「ぼくのハンカチもいっしょにあらってほしいの」。あらいぐまのハンカチには「かなシミ」というシミがついていました。洗濯を待つあいだ、おばあさんはたずねました。「どんなかなしいことがあったのか、おしえてくれる?」。あらいぐまは「かなシミ」の理由をおばあさんに話してみることにしました。

感想・レビュー・書評

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  • 低学年からの読み物。おばあさんとアライグマの可愛いやりとり。ハンカチに付いた「かなシミ」を取りたいアライグマくん、かわいいお話。

  • 2年。ランドリーに洗濯にきたおばあさんに、あらいぐまがハンカチのシミをおとしてほしいとお願いする。特別なシミを、おばあさんが染み込んだシミを一つ一つ抜いていく心温まるお話。抽象的ながらテンポがとても丁寧で子どもにも理解しやすい。

  • 二年生のこどもたちに、読み聞かせた。5分程度ずつ、3回に分けての読み聞かせになった。
    読後、自分からもう一度と、読み返す子も見られたらので、読書の推進に役だったかと思う。
    かなしみは信頼できる人に口に出すことが解決の糸口になるんだ。人に相談することで自分になかった考えがえられるんだ。といったメッセージを読み聞かせることでこめられたと思う。

  • 7歳6ヶ月の娘
    ひとり読み

    久しぶりに読み聞かせでなく
    ひとり読み
    もうしっかり読んでまし
    10分くらいかな?

    私もあとからさささーっと流し読み

    あらいぐまのかなシミのおせんたく
    すてきなおはなしでした

    そして今の子どもは
    おはなしの中に自然にコインランドリーが登場するんだなあ
    となんだかふしぎな感覚に。

  • ふむ

  • アライグマのハンカチをおばあさんが洗うところがほほえましかった。

  • #あらいぐまのせんたく #読了
    #だいすき絵童話 #童心社
    #大久保雨咲

    初めて訪れるコインランドリーでおばあさんが出会ったのはアライグマの子どもでした。ハンカチに「かなシミ」というシミがついてしまってそれを見るたびに泣いてしまう…と話すアライグマ。二人の心の交流が素敵。絵もかわいい。字のフォントがもUDデジタル教科書体になってた!

  • 表紙のかわいさにひかれた。

    ハンカチについた「かなシミ」。他の人には見えない。洗濯しても悲しみの原因がなくならなければ消えない。どうやったら「かなシミ」が消えるのか。

    やさしい心になれるお話だと思います。

  • 私自身が、幼年童話が大好き。
    優しい気持ちにしてくれる…

  • あらいぐまの子どもは、ハンカチの「かなシミ」のついたわけをおばあさんに打ち明ける。
    おばあさんのフォローがほのぼのすばらしい!
    お礼の木の実、届くといいね♪

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著者プロフィール

三重県生まれ。児童文学作家。子どもの本専門店メリーゴーランド主催の童話塾で創作を学ぶ。「飛ぶ教室」第9回作品募集童話部門にて「猫の背」で優秀作(光村図書出版主催)。主な作品に『ずっとまっていると』(そうえん社)、『ドアのノブさん』『うっかりの玉』(講談社)、『あらいぐまのせんたくもの』(童心社)、『雨の日は、いっしょに』(佼成出版社)、『からっぽになったキャンディのはこのおはなし』『かえでちゃんとひみつのノート』(小峰書店)、絵本に『アリィはおとどけやさん』(吉田尚令 絵/ひさかたチャイルド)などがある。

「2023年 『りすねえさんのさがしもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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