めいたんていサムくんとあんごうマン (だいすき絵童話)

著者 : 那須正幹

• 童心社 (2020年12月22日発売)

作品紹介・あらすじ

見たところはふつうの小学生。でも、サムくんはめいたんていなのです。すいりにひつようなのは空色のハンカチだけ。赤ちゃんのときからずっとだきかかえていたタオルをハンカチにしてもらい、そのにおいをかぐと、すいりがさえわたります。
ある日、サムくんの家に手紙がとどき、「あたんにごうわをとたいこて……」と、わけのわからない文字がならんでいました。それは、あんごうマンからのちょうせん状！　どうする、サムくん!? 「めいたんていサムくん」シリーズ第2弾！

感想・レビュー・書評

[alouette18さんの感想 · 2021年5月14日]

「サムくん」なんて外国の話？でも那須さんだし、日本の子どもっぽいしって思ったら本名「おさむ」で納得。

ホームズに始まり、高校生の頃は本格的推理小説ばかり読んでたけれど、今はあまり複雑なのは読めないなあと思っている私にちょうどいいレベルでサクサク読めました。

今の小学生に「暗号クラブ」は人気だけど、その前段階の子に、このシリーズもオススメしたいなあ。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年4月12日]

「見たところはふつうの小学生。でも、サムくんはめいたんていなのです。すいりにひつようなのは空色のハンカチだけ。赤ちゃんのときからずっとだきかかえていたタオルをハンカチにしてもらい、そのにおいをかぐと、すいりがさえわたります。
ある日、サムくんの家に手紙がとどき、「あたんにごうわをとたいこて……」と、わけのわからない文字がならんでいました。それは、あんごうマンからのちょうせん状！　どうする、サムくん!? 「めいたんていサムくん」シリーズ第2弾！」

[りこみさんの感想 · 2022年10月5日]

私も考えたけど、わからなかった。なんかくやしい赤ちゃんのころから持っている空色のタオルをハンカチにしたもののにおいをかぐと、すいりがさえわたるなんてすごいな。

[teastrainさんの感想 · 2022年9月19日]

サムくんに「あんごうマン」から挑戦状がきた！
このシリーズの3冊目を先に読んでしまったので、あんごうマンが誰かは知っていたけど、登場する暗号を解くのが楽しかった。

[あきこん523さんの感想 · 2022年2月6日]

暗号を考えて解くのがたのしい、謎解き好きな子におすすめの一冊。

[いずみさんの感想 · 2022年2月1日]

あんごうマンがたくさんあんごうを送ってきたり、手紙を送ってきたりしたのが不思議だなと思った。

[ymkmさんの感想 · 2021年5月5日]

6.5 サムくん、好きな様子
はたこうしろうさんの絵も好き
このお話が好きならズッコケシリーズも是非読んでみてほしいな

[lucy-skyさんの感想 · 2021年2月14日]

暗号解読と、はたこうしろうさんの絵で、ぐいぐい読めそう。これからの子どもたんてい団の活躍が楽しみ。

[ひげうさぎさんの感想 · 2020年12月31日]

サムくんは、青葉小学校の二年生

小さいころから　すいりが　とくいで、
いろんなじけんを　かいけつしてきました。

だから　みんなが、
めいたんていサムくんと　よぶのです。

サムくんのいえに　ふしぎな手紙が　とどきました。
手紙は　あんごうで　かかれています。
「あんごうマン」からの　ちょうせん状でした。

サムくんは　ポケットから　空色のハンカチを　とりだして、
はなのそばに　もっていき、思いきり、においをかぎました。

このハンカチの　においを　かぐと、
あたまが　さえて、すいり力が　ますのです。

「わかったぞ」
サムくんの　すいりによると……

那須正幹の“推理小説”を、はたこうしろうのイラストで仕立てた低学年から読める創作絵童話

『めいたんていサムくん』(2020年9月刊)につづく第２巻、2020年12月刊
ひとり読みを始める子どもをターゲットにした「だいすき絵童話」レーベルから

著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと)：広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻（日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社）をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む　広島の原爆』（産経児童出版文化賞・福音館書店）『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』（野間児童文芸賞･ポプラ社）など。ＪＸＴＧ児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと　なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」