万葉のうた (若い人の絵本)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 28
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494021086

感想・レビュー・書評

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  • 買ってから20年ぶりくらいに再読しました。いや~古典っていいですね。選ばれた歌が心にしみるものばかり。いわさきイラスト・・・だめと言う方もあるようですが私は結構この万葉人の絵は好きですよ。

  • 2021年 27冊目

    万葉集の歌は平安以降のそれと比べて、技巧的でなく当時の人々の「肉声」と呼ぶに相応しい。息吹きが伝わる感じが好きです。

  • 古文苦手だったのであんまり読みとれず苦労しました。。

    心の様子も風景の様子も素朴で自然で、おだやかな時間が流れていました。
    切ない歌が印象に残ります。

  • 八世紀
    恋のうた 中臣朝臣宅守 なかとみのあそやかもり
                島流し
                愛しと我が思ふ妹を山川を 中に隔りて安けくもなし
                うるわしとあがもふいもをやまかわを なかにへだりてやすけくもなし
         狭野弟上娘子 さののおとがみのおとめ
                上の人の妻
                君が行く道の長手を繰り畳ね 焼き滅ぼさむ天の火もがも
                きみがいくみちのながてをくりたたね やきほろぼさむあまのひもがも

  • 人の気持ちって大昔も今も変わらないと思わせてくれます。

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著者プロフィール

1912年高知県生まれ。高知女子師範中退。昭和32年『ストマイつんぼ』で女流文学者賞受賞。『椀という女』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『於雪ー土佐一条家の崩壊』(女流文学賞)等。平成12年1月没。

「2022年 『草を褥に 小説牧野富太郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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