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- Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494027217
感想・レビュー・書評
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ゲームセンターの「スペシャル・タマゴン」というゲームの中に現れた魔法使いのネネブ。
ゲームに興味を持っていた由香が工事現場の穴の中でネネブに出会い、この世界とは隣の世界の風と火の国へ行くことになる。
風と火の国では風の民と火の民がずっと昔から争っていて戦争をしているのだった。
ふたごの魔法つかいシリーズ5冊目。
今までもメッセージ性のあった話ではあったけれど、今回は戦争がテーマ。
小学生低学年向けくらいなのに重い。
生まれたときから戦争があって、幸せという単語を知らない少年マヨラ。
由香に介抱されて目を覚ますもののまた戦争を止めに行ってしまう。
由香とネネブたちは何とか風と火の国から脱出することは出来ても戦争は止むことはないし、マヨラもおそらく助かっていない。
確かに魔法でいきなり戦争を止めるというのはおとぎ話すぎるかも知れない。
由香が自分のせかいの平凡さを幸せだと気づく物語かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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