- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494027606
感想・レビュー・書評
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・未来から来た少女が、失った恋人を見つけ出すために、敵と戦うところがかっこいい。
・「少女海賊」というせっていだからこそ、とてもわかりやすく、そしてファンタジックな話です。登場人物は、最初キャラしょうかいで、あまり説明せず、後からどんどん知ることができるので楽しめます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンタジーでありながらSFという作品なんですが、ギミックやアイテムだけでなくテーマ(科学を追い求めた故の悲劇とその贖罪)もSF的という異色の児童文学。
しかし児童文学と侮るなかれ、少ない文章と優しい表現でありながら上記のテーマを十二分に語っています。
イラストも古き良きゲームブックのテイストが感じられてマッチしています。お名前をググって納得。「りゅうたま」のイラストさんでした。
1巻ではまだキャラの顔見せ感が強いですが、一気に読み切れるので続巻以降も合わせてどうぞ。 -
未来から大きな使命を背負ってやってきた海賊船船長ユーリの物語です。
彼女は未来で大事件を引き起こした時光石を探し求め、何年もの間時を止めて海を彷徨っています。時光石を狙うのはユーリだけではなく、ユーリたちは行く先々で戦い、問題を解決していきます。
海賊船の乗組員たちも、皆面白く魅力的です!
児童書で読みやすく、1時間もあれば読めてしまう本です。
カッコイイ冒険ものなのですが、ユーリの背負った過去や傷はかんがえさせられるもので、大人でも十分読み応えのあるシリーズだと思います。
私は、可愛いのにものすごく強くてかっこいいユーリにすぐ夢中になりました。
中学1年生の時に図書室で出会ったのですが、学校には1巻しか置いてなく、最近までずっと結末を知らないままでした。
少し前に全巻集め、ようやく読むことができました。
今でも大好きなシリーズです。 -
この本は僕がおすすめをします。僕が面白かったと思うところはピップス[オーデニア国一の大商人。金のためなら、どんなことでもする腹黒い男]のひげをユーリが剣で切るところがよく想像出来て笑いました。