新シェーラひめのぼうけん旅だちの歌 (フォア文庫 B 267)

著者 : 村山早紀

• 童心社 (2003年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[tuppenceさんの感想 · 2016年7月22日]

ファリードが恐れていた異世界からの魔物がいよいよ本格的に登場。
かつて冒険をともにしたシェーラたちのチームワークは健在。
シェーラとファリードの決断にはびっくりしたけれど、きっと、それが報われるはず。
サファイアとルビー、ハッサンとジュドルの４人の旅は、そういう結末でなくちゃいけないんだから。
そういえば、ジュドルのイタチくんがかなり気になる。
いつか、物語のカギになるのじゃないかな。
願わくば、その身を犠牲にする、なんてことではありませんように、、、

[meg2001さんの感想 · 2011年8月20日]

子供だけの一人旅どうなることやら

[耳人さんの感想 · 2008年11月21日]

旧に比べて最初っからスケールがでかい
ファリが可哀想すぎ

[ななみさんの感想 · 2008年6月1日]

新・シェーラ姫の冒険は、シェーラザード王国の王女、シェーラザードの子どもの冒険です。
子どもの名前は姉のほうがサファイヤで（本名はシェーラザード）妹がルビー（本名はシェーラザード）です。

このお話は来年ふってくる魔物の嵐をおさめるために、異世界の魔物を全部たおすか、魔物がふってくる扉を1年の間に
とじるという方法があります。サファイヤとルビーは海の王国のミリアムと、ハイルの子どもハッサンとジュドルを仲間にして
旅をします。お母さんからもらった、最強の魔神アルフ・ライラ・ワ・ライラをよびだせるペンダントをもらいました。
でも、このペンダントはライラを呼ぶことはできません。それは、お母さんのたましいだからです。でも、ライラを呼び出すことができます。
よびだせるのはサファイヤとルビーが心をあわせて魔神召喚の呪文をとなえたときです。

著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』（童心社）、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』（以上、ポプラ社）、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』（以上、徳間書店）、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』（以上、ＰＨＰ研究所）、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』（以上、立東舎）、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』（エクスナレッジ）などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」