会計倫理の基礎と実践 公認会計士の職業倫理

  • 同文舘出版 (2011年12月14日発売)
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784495196714

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何故会計士に倫理が必要か、そもそも倫理とは何か、そしてその倫理観の欠如がどのような事件を巻き起こしたのか、それらを踏まえてあなたがある事例に直面したらどう考えるか、最後に倫理をいかに伝え実践していくか、という構成で、よく見るタイプの構成ではない印象。

    最後の部はやや説教くさいところがあるものの、全体としての出来は最高峰と言えるかもしれない。これを読むと、監査は心だな、会計士っていい仕事だな、と改めて思えるような。

    倫理についての説明は、難しく書きあげている道徳・倫理を専門に謳っている本よりもわかりやすく納得感もあったので、その点に関心がある人にもお薦め。

    翻訳は元公認会計士協会会長の藤沼亜紀さん。参考文献も沢山あり、訳注も最適でとてもよかった。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

日本公認不正検査士協会理事長

「2019年 『【鼎談】不正ー最前線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤沼亜起の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×