監査役監査の基本がわかる本(第4版)

  • 同文舘出版 (2021年3月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784495199043

作品紹介・あらすじ

実務のための基礎知識と具体的内容を解説!内部統制やガバナンスの問題、会計士監査の知識と連携のポイント、株式上場の際の注意点など、様々な問題についてもわかりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 読了しました。

    ■なぜ手に取ったのか
    お仕事で監査役に関係する仕事、特に実務に即した、分かりやすいものを探しており
    手にした本です。


    ■何が語られていたのか
    書名のとおり、「基本」がわかるものであり、監査役とは、監査役監査、監査役の1年とはといったことが記載されています。
    また、監査役だけのお仕事だけではなく、取り巻きの関係者との関係について、そのあり方やや考え方など実務的な内容が記載されていました。監査役周辺の関係者が、監査役をどのように考えれば良いのかといったルート案内的な優しい記載もされています。
    また、直近のコーポレートガバナンスコード(2018年改正)にも対応しております。(みっちり書かれているわけではありませんが重要事項についてしっかりとらえられています。)
    また、最後に「監査役経験者からの助言」というものがあり、監査役で悩むようなことを「壁」と表現し、それに対する心構え、モチベーションなどまとめられています。
    まさに、監査役になるために広く浅くが語られており、全容を掴むには優しい言葉でうまく語られていました。

    ■何を学んだのか
    監査役とは日本特有の制度であり、何かしら批判も多い役割。
    しかし、その重要性や求められていることなどが優しく記載されており、全般的な知識を得ました。
    「監査役経験者からの助言」がとてもよく書かれており、監査役の意義、悩みの解決方法などがリアリティーがありとても良かったです。

    ■どう活かすのか
    監査役の役割、何を為すべきかということが分かり仕事に反映できるという気持ちにさせてくれる本でした。

    ■どんな人にお勧めなのか
    現職監査役の方、監査役になる人、会計監査人、内部監査人、会社機関設計関連を携わる方、監査役スタッフにお勧めの本です。

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著者プロフィール

EY新日本有限責任監査法人
同法人の金融事業部 金融センターにおいて、地域金融機関に対する各種アドバイザリー業務の展開ほか、地域金融機関向け外部セミナーの企画・運営、地域金融機関監査担当者に対する監査ツールの提供、研修の企画・運営等を行っている。

「2022年 『改訂信用金庫・信用組合の会計実務と監査-自己査定・償却引当編-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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