ボランティア僧侶 -東日本大震災 被災地の声を聴く (DO BOOKS)

  • 同文館出版 (2013年3月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784495522711

作品紹介・あらすじ

僧侶による「仮設住宅訪問活動」の記録。寄り添い、心を受け止める。悲しみを乗り超える僧侶の力。

感想・レビュー・書評

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  • 「人びとの声」に耳を傾けるコトが大切なんでしょうね、、、心の中のモヤモヤや黒いモノを吐き出せたら少しは楽になるのかなぁ?

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    「2011年3月11日。東日本大震災が起きた。
    それから5ヶ月後、2011年の8月から、金やんとアベちゃん、2人の僧侶は、
    被災地に設置された仮設住宅への訪問活動を開始する。
    2人が行っているのは、仮設住宅に住む人びとの声を「聴く」こと。
    ・相手の語ることに耳を傾けて、丁寧に、しっかりと、ゆっくりと聴く
    ・言葉の向こうにある思いを一緒に受け止める ことによって、話者と聴き手の心が共振し、悲歎を乗り越える力を再生させていく。

    「ボランティアの人はね、『忘れない』と言うのよ。
    私たちは違うの。忘れられないの」
    「実はね。妹がね。見つかってないんだけど…… 成仏できたかしら」

    「なぜ、あの人は死んだのだろう?」
    「なぜ、助けられなかったのだろう?」
    「どうして、私が生き残ったのだろう?」
    「いったい、何のために生きているのだろう?」
    ―被災地の、言葉にならない声を、僧侶が受け止める。」

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著者プロフィール

1966年岡山県生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。東京大学大学院博士課程印度学仏教学専攻満期退学。2002年より教学伝道研究センター(現、浄土真宗本願寺派総合研究所)研究助手、研究員を経て、現在、浄土真宗本願寺派総合研究所副所長、岡山理科大学非常勤講師、武蔵野大学非常勤講師。専門は中国仏教。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2015年 『本願寺白熱教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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