これからの飲食店マネジメントの教科書 採る・育てる・定着させる (DO BOOKS)

  • 同文館出版 (2018年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784495539016

感想・レビュー・書評

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  • 4/23
    飲食店のマネジメントについて詳しく書かれた本。
    やはりマネジメントにはどこの業種も困るが飲食店は特殊な印象を覚えた。

    ToDo
    学生起業で人事評価などのサービスをやったりマネジメントに関わることは難しいので、自分のできることからスモールスタートしたほうがいいのか?
    ググったり自己分析してみる

  • 目次
    第1章 繁盛し続ける店になるためのこれからの「飲食店マネジメント」
    第2章 人が辞めない!飲食店の「採用」
    第3章 スタッフのやる気を引き出す!飲食店の「コミュニケーション」
    第4章 店の価値観を共有する!飲食店の「ミーティング」
    第5章 スタッフに丸投げしない!飲食店の「任せ方」
    第6章 強いチームを作る!飲食店の「目標設定」
    第7章 スタッフの成長を早める!飲食店の「人事評価」

    自分自身がアルバイトをしていた頃というのは飲食店で働くケースが多かった。近所の大学生や高校生がたくさん働いていたし、春には卒業していく人がいるので必ず入れ替わりがあった。フリーターという概念が生まれたばかりだったかな。

    その時から25年以上経ち、飲食店で働くということを望まない人達が増えているということを知った。ブラックという言葉が生まれたことも影響しているのだろうし、実際そういう企業(店舗)も一定量存在するからだろう。

    読んでみて、なるほど~と思える点はたくさんあるが、本質的には別に飲食店だからこうしないとではなく、どんなビジネスにおいても、職場環境が良くないと定着しないし、戦力化もできないだろう。
    簡単に辞めれるアルバイト(この言い方は好ましくないが)という見方がある一方、お店の活性化に繋げられる戦力でもあるアルバイト。
    今どきの若い子たちは根性がないとか言うのは簡単だけど、気持ちよく働いてもらえると飲食店に限らず、職場環境はどんどんよくなるはず。

    自分自身の物差しで見てしまうことを避けるためにどうすべきなのか、リーダーやマネジメントという立場で考えた際に、どうすることでやる気を引き出せるのかを意識してコミュニケーションを取らないといけないと言うこと。それも誰がやってもできるような仕組化ができるといいのだろう。

    これから人口減少社会に突入するともっと採用は難しくなるし、人材はもっと流動的になる。また価値観も変化してきており、金儲けのみのために働くということを念頭に置くとコミュニケーションギャップが生まれるし、結果として簡単にいなくなってしまい、現場が混乱する。その収集に時間を浪費することになる。

    簡単ではないが、一度きちんと整理して臨みたいと考えます。

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著者プロフィール

一般社団法人これからの時代の・飲食店マネジメント協会(これマネ)代表理事、株式会社オフィスヤマカワ代表取締役、株式会社OICY取締役副社長
1971年、長崎県生まれ。23 歳で飲食業界に入り、現場経験を積み創業。現在、スタ
ッフの採用・育成・定着を実現するためのプログラム「これマネ教育DX」の運営や、
経営者・コンサルタントのキャリアサポートを行なう。株式会社OICYでは、複数の
飲食店を経営しながら、店舗や商業施設のプロデュース・コンサルティングを展開し
ている。『採る・育てる・定着させる これからの飲食店マネジメントの教科書』(同文舘出版)など著書も多数。[2章、6章担当]

「2022年 『これからの飲食店DXの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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