物流とSDGs ビジネスパーソンのための「物流」基礎知識

  • 同文舘出版 (2023年5月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784495541101

作品紹介・あらすじ

・物流産業に大きく関わるSDGs目標は?
・輸送・保管・管理の各領域で何をする?
・荷主(製造業・流通業)が物流部門で取り組めることは?
・中小物流企業は何から始めればいい?
機械化、自動化、同業者・異業者との連携、労働環境の改善など
SDGsへの取り組み・環境対応は

人手不足、物流の「2024年問題」解消の一手であり、
大きなビジネスチャンス!

中堅・中小企業でも取り組める
物流産業のSDGs対応を紹介。

物流に深く関わるSDGs目標
SDGs目標1「貧困を終わらせる」
SDGs目標2「飢餓をなくす」
SDGs目標5「ジェンダー平等」
SDGs目標7「クリーンエネルギー」
SDGs目標8「働きがいと経済成長」
SDGs目標9「技術革新」
SDGs目標10「人・国の平等」
SDGs目標12「製造・使用責任」
SDGs目標13「気候変動」
SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」
SDGs目標15「陸の豊かさを守ろう」
SDGs目標17「パートナーシップ」

感想・レビュー・書評

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  • 物流問題2024の実態を知りたくて。SDGsの視点も関連付けた解説は分かりやすい。

    フェアトレードやフードロス、コールドチェーン、サプライチェーンデューデリジェンス、モーダルシフトなどの専門用語的な話。フードロスの9割は製造や流通段階。消費者にわたってから破棄されるのは1割に過ぎない。家庭からの破棄ならば、体感的に納得できる。

    LNGはCO2の排出量が25から30%を重油に比べて削減されるが、メタンスリップが発生する。水素は液体として保管貯蔵するのにマイナス253度に冷却する必要があり、体積が大きく重油の4.5倍。水素は非常に燃えやすいので燃焼速度が速く、抑制技術が必要。共通して、水素もアンモニアもメタノールも、重油に比べて体積が増えることが課題。

    2024年問題とはトラック業界に対する残業時間規制だが、他にも、2023年に内航海運、航空業界でも2040年問題がある。パイロットが大量退職される見込みでありパイロット不足が大きな問題となるのが2040年。内航船員に関しては、勤務形態は3ヶ月乗船、1ヵ月休暇が一般的。2ヶ月勤務20日休暇等に修正している場合も増えてきたが、こういう仕事を敬遠する人は増えるだろう。で、無人化、自動化。トラックの後続車無人隊列走行技術、3台で連なり後続の二台は無人。

    同業種共同配送、異業種共同配送これらが物流2024年問題の一つの答えである。しかし共同にすることで、出荷情報が漏洩、時間指定配送が困難、配送センターの立地条件の違い、マッチングの選定、責任の所在、利益配分等の課題がある。

    食品会社はすでに同業者による共同配送FLINEを成立させている。味の素、ハウス食品、カゴメ、日清など。共同配送だけでなく物流拠点の共同利用も重要。

  • 仕事の参考に

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著者プロフィール

森 隆行(もり たかゆき)
流通科学大学名誉教授
1952年徳島県生まれ。大阪市立大学商学部卒業。1975年に大阪商船三井船舶株式会社に入社し、大阪支店輸出二課長、広報課長、営業調査室室長代理を務める。AMT freight GmbH(Deutschland)社長、商船三井営業調査室主任研究員、東京海洋大学海洋工学部海事システム学科講師(兼務)、青山学院大学経済学部非常勤講師(兼務)、流通科学大学商学部教授を経て現在に至る。タイ王国タマサート大学客員教授、神戸大学海事科学研究科国際海事センター客員教授、タイ王国マエファルーン大学特別講師なども務める。
著書に『新訂 外航海運概論』(成山堂書店)、『物流の視点からみたASEAN市場』(カナリアコミュニケーションズ)、『現代物流の基礎 第3版』(同文舘出版)、『市民の港 大阪港一五〇年の歩み』『水先案内人』(晃洋書房)、『神戸港 昭和の記憶』(神戸新聞総合出版)などがある。

「2023年 『物流とSDGs』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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