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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784495541217
作品紹介・あらすじ
ひとり広報は孤独じゃない!
社長・社員・メディアをパートナーにしよう!
・自分の会社を知る
・広報の横の関係をつくる
・業界や他社のトレンドをつかむ
・社内の情報を集める
・メディアとの良好なリレーションを築く
・メディアへのアプローチ方法
・「つくる広報」をはじめよう
企業のステージや状況によって必要な広報活動はそれぞれ。
100社あれば100通りの正解がある!
【また会いたくなる広報になるための「ひとり広報」のお悩み解決本】
広報・メディアへのアンケートによる本音トーク&インタビュー掲載!
----- 著者からのメッセージ -----
私が広報の仕事をはじめたのは、2017年4月のことです。
営業部門から未経験の広報へ。会社に広報部署が存在しなかったため、広報部の立ち上げから行ないました。しかし、なにからはじめていいかわからない。広報に関するビジネス書
や専門書を読み、勉強会やセミナーへ参加し、広報という仕事を理解するところからスタート。
プレスリリースの書き方や戦略について、本から多く学びましたが、「他社の広報の方はどのように広報活動をしているのか」「そもそもプレスリリースのネタがない」「メディア
の人とはどのようにして知り合うのか」「メディアリレーションズはどうやって築いていくのか」など、広報活動を実践する上での悩みを多く抱えていました。
自分なりに勉強をしていても、どうしても知識や経験が偏ってしまい、社内に広報経験者がいないため、現在行なっている広報活動は正解なのだろうかと迷うこともありました。
また今、広報の方から寄せられる相談の中には、社内で理解されず、協力を得ることが難しかったり、悩みを共有する人がいないということを多く聞きます。
「ひとり広報」の悩みは尽きません。スタートアップや中小企業であれば、総務や経理、人事などの仕事でもひとりのケースが多くあるでしょう。ではなぜ、広報はひとりだと孤独を感じたり、悩んだりすることが多いのでしょうか。
物理的に業務をひとりで行なっているという“ひとり” ではなく、きっと心のつながり、共感してくれたり、理解してくれる人がいるかいないかということが、孤独に感じてしまうことにつながっているのではないかと思っています。(中略)
本書では、他社の広報の方から教えていただいたこと、メディアの方から学んだことと共に、「ひとり広報」を経験した私が実践してきたことをお届けします。
合わせて151名のメディアの方の本音、90名の他社の広報の方の生の声をお届けします。
他社の広報活動を“のぞき見” するような感覚で、ご自身にとって必要な箇所だけを“つまみ読み” していただければと思います。
----- 「はじめに」より抜粋 -----
感想・レビュー・書評
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人とのつながりで成果を呼び込む!ひとり広報
著:北野 由佳理
今、多くの企業では、ひとりで広報活動を行う、いわゆる「ひとり広報」が増えている。スタートアップ、ベンチャー、大手企業など、企業ステージや状況によって広報に求められる役まわりは異なり、広報のやり方も違う。100社あれば100通りのやり方があり、その会社の正解がある。広報パーソンが100人いれば100通りの答えがある。
本書では、他社の広報の方から教えていただいたこと、メディアの方から学んだことと共に、「ひとり広報」を経験した著者が実践したことを以下の11章により説明している。
①さあ、広報の仕事をはじめよう
②会社を知ることが広報の一番の仕事
③横のつながりをつくる
④社内の人を広報に巻き込もう
⑤メディアリレーションズを築こう
⑥メディアにアプローチする方法
⑦取材が来た 事前準備が大事
⑧メディアリレーションズには雑談が必要
⑨中小企業のつくる広報
⑩私の会社の広報活動
⑪また会いたくなる広報を目指そう
広報もやはり「人と人」の関係が基本であり、相手軸での関わりがキーとなる。
自社においては、自社を知る。経営陣の理解を得る。仲間を巻き込む。対メディアに対しては、何を言いたいのかではなく、メディアが何を求めているか。外部環境や時代が何を求めているか。そしてリレーションは、誠実な対応の積み重ね。事実を伝える。クイック&レスポンスなど会社との関係性ではなく、担当者同士の関係性から築く。等々・・。広報以外にも役立つ基本的なビジネスのルールがそれを形作っている。
炎上のリスクを考えるのではなく、リスク回避を念頭として如何にして自社を知っていただくか。マイナスを乗り越えたプラスのブランディングを行う中で、お客様・地域との新しい関係性の構築の中で新しい価値が提供できる。
広報も深くておもしろい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【業務のポイント】
・誠実である
・社長や経営陣の考えを代弁できるほど、コミュニケーションをとること
・現場と協力関係を築くこと
・同業他社がどのような話題をどのような媒体に乗せているかをチェック
・自分からコミュニケーションを継続的にすることで信頼関係を深めていく
・メディアリレーションズでは、雑談や相手の理解が非常に大切
【リサーチ案】
・同業他社のメディア露出をチェック
・スプシに記者リストを作る
・メディアの分析
・Googleアラートや記事収集アプリで情報収集の仕組を作る -
あまり実践的な具体策ではなく、こんな風にしたら良いよというふわっとした指南書。
あまり目新しさはなかった。広報とは何か、というざっくりとした一般的な考えを知りたいのであればこちらは良いと思う。 -
リレーションズの考え方。
地道に誠実に。
メディアリレーションズの話だけでなく社内広報位置付けも大事と知る。
インタビューや定性的なシーズデータが集まっていることが本書の魅力。
一人で広報をする方のお供になる。
その上で社外で関係性構築をすることが大事。 -
1時間ほどで読める読みやすい本でした。
偉い先生の教えではなく、実践から得られた
リアルな広報のコツが書かれています。
メディアリレーションのコツはコミュニケーション。
それをいかに行うのか、実際どうしたらよいのか、
どうやって話題を見つけるのか。
雑談がいかに大切か。それを、広報初心者でも迷わず実践できる先輩からの手紙のような本でした。
私は広報となり2年半、交流会や勉強会、広報のコツを教える会社などと年間契約をして学びましたが、その上でも良書だと思います。 -
広報、特に社外向けPR(メディア戦略)に特化した本多。メディア、広報担当者へのアンケートが多く生の声が聞けるのが良かった。
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