ビジネスの思考プロセスを劇的に変える!インバスケット・トレーニング (DO BOOKS)

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  • 同文館出版
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784495595111

感想・レビュー・書評

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  • インバスケット(=未決済箱)とは、仕事における結果ではなく、その結果に至るまでのプロセスを重視する考え方であり、短い時間の中で物事の優先度を整理し、効果的なプロセスで問題解決に導く力が鍛えられるというもの。
    優先順位付けという点において、「緊急度は高くないが、重要度は高い」案件にいかに取り組めるかが大事という点は、昔言われたことがある内容でもあり、改めて認識させられた。
    また「個別の案件の処理をしながらも、大局的な立場で全体の流れをつかむ」という点も、まさに自身にまさに足りないところであり、どうしても目先の案件に振り回されてしまっている点を反省した。
    やりやすいこと、無駄に緊急度だけ高いものを必死にこなし、やった気になってなんとなく満足して一日を終える…結果、表面的にしか仕事が終わっていない。。こういった負のスパイラルについて考え直す良い機会となった。
    物事の本質を捉え、本当に今やるべき内容を見極められるような人間を目指していきたいものである。

  • アメリカ空軍の負荷を掛けて行う訓練のこと。 非常に強いストレスを受けても冷静に判断出来る肉体と精神を養うこと。

  • メルカリ売却

  • インバスケットの理論が詳しく書かれてて、実践というよりは心構えと活用の仕方がよくわかる
    実戦は3冊×3回ずつがいいらしい

  • 本書では、問題解決のステップとして、

    ・問題発見
    ・仮説立案
    ・情報収集
    ・対策立案
    ・判断
    の順に行うことを説いていて、自分としては最初と最後のプロセスが大事と判断した。第一歩と最後のまとめが大事と言うことだね。

    何とか問題発見能力を向上させたい。そのためには何事にもまず当事者意識を持たなくては。

  • (昇進試験対策)
    30分で読めます

  • インバスケットのトレーニングのフレームワークを解説した本。

    内容的には章別に、基礎知識、インバスケットでわかること、何が変わるのか、トレーニングの進め方、効果的な方法、社員がよみがえるとなっている。

    基本的には、限られた時間で、組織的な観点も入れながら、緊急度と重要度を中心に案件を抽出し、仮説を立て、情報収集・分析(原因も考える)、判断し、よりロジカルに意思決定をして、組織として取り組ませるということになる。

    この本では実際のトレーニングができるわけではないので、実際のトレーニングではHPなどや書籍などの実際のトレーニングの書籍を使って、目標を立てて、集中できる環境でトレーニングすることが必要だそうだ。

  • 理論と現実の違いから、回答例には多種多様のものがある。
    本人はもちろん正解だと思い、選択回答しているが、それを客観的につかむためのツールとしてインバスケットは有効かと思う。
    しかし、この本では問題集では無いので、事例の紹介はほとんどない。

  • この本で掴めるのはインバスケットのフレームワークであり、トレーニングとタイトルにあるがトレーニングは出来ません。期待と違う思いをする人がこれからも出てくると思いますので、ぜひ書店で手にとってさっと一読するのがよろしいと思います。とにかくタイトルが悪い!

    書いてある内容には中身を感じることが出来ましたが、いかんせん冗長に過ぎて読むのがしんどい。この程度の内容であれば、PDFのA4レポート5枚程度で良いのではないかと感じました。

    インバスケットの考え方として、「問題発見」~「意思決定」に至るプロセス重視のアプローチ方法(P.57)は、テンパっている時に落ち着きを取り戻す意味で訓練すべきと思いました。

  • (インバスケットとは? どんなトレーニング?)……アメリカ空軍の教育ツール。「未処理箱」や「未決済箱」と訳されます。架空の状態で架空の人物になり切って、あなたがこれまで経験したことがない案件処理を、一定時間で行なうゲームです。極度のストレスや情報の少ない中でも、より正確かつ的確に判断を行なうことが可能になります。時間内に優先順位をつけて、より多くよりよい判断方法で処理するというビジネスゲームです。
    (ヒューマンスキルにはどのようなものがあるの?)……・感受性:喜びや悲しみ、相手に対する愛情など、人間や物事に対して感情を表現できる能力。・人に対する配慮:個人の情報を把握し、彼らの仕事を適当な方法でサポートすることです。・指導力:決められたルールを守れない部下に対しても指導を行なうのが、管理であるあなたの役割です。・人材活用力:個人の持つ力をより有効に使うための能力です。
    (”守破離”について提供者の見解をきかせて下さい)……繰り返しトレーニングを継続することが守破離の考え方です。同じ問題を3回繰り返すと、自分なりのインバスケット法が確立されていきます。つまり、最初に習得した型が変化し、あなた独自の型として定着するのです。

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著者プロフィール

1972年生まれ。大学卒業後、大手スーパーのダイエーに入社し、販売部門や企画部門を経験し、10店舗を統括する店舗指導員(スーパーバイザー)として店長の指導や問題解決業務に従事する。管理職昇進試験時にインバスケットに出会い、研究・トレーニングを開始。その経験を活かしてインバスケット研究所を設立。企業のリーダー研修などのためのインバスケット教材開発と導入をサポートする、日本で唯一のインバスケット・コンサルタントとして活動中。大企業の管理職研修など、2万人以上のリーダー育成を支援してきた。著書は『究極の判断力を身につけるインバスケット思考』(WAVE出版)、『マンガでやさしくわかるインバスケット思考』(日本能率協会マネジメントセンター)など54タイトル、累計85万部に達する。

「2023年 『上司との悩みを成長に変える賢い方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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