ビジネスリーダーのための ファシリテーション入門 (DO Books)
- 同文舘出版 (2012年5月7日発売)
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感想 : 13件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784495597719
感想・レビュー・書評
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2012年とひと昔前の本であるが、ファシリテーションの方法論自体がそれほど時代の影響を受けないためか、入門編として十分な内容であるように思えた。ただ、ファシリテーションに用いるツールというあたりは、紙ベースの説明があり、さすがに現状と齟齬があるように感じた。個人的に参考になったのは、会議内での発言に対しロジカルに(客観的に/統計的に)物事を考えるべきという点。普段適当に対応してしまっていないか考えるきっかけになった。
本著内で推薦している基本書は絶版になっているものばかりで、ブクログ上は検索にヒットしないが定評のあるものばかりのようなので一読してみようと思っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会議前、中、後全てが必要。会議に目的、ゴールを設定する。
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p32〜あるべき会議の姿
①なんのための会議か目的が明確
何を決めるのか、どのような問題を解決したいのか、何について合意を得たいのか
②目的や参加者が事前に知らされている
・間接的に関係のある参加者は、会議に参加するか、どのレベルの人を呼ぶか確認する。
・いつ、どこで、誰が何について話し合い、なぜ議論する必要があるかアジェンダをつくる。
③限られた時間内で進行される
・資料を読む場ではないので会議の前に参加者に配布しておく
・会議の目的説明、重要性を共有
・会議終了後、何が決まっていなければならないか、参加メンバーは何を手にしているか成果物を確認
例:今日の会議は60分です。60分後には新規事業へ進出するか否かが決まっていなければなりません。第一線にいらっしゃる皆さまはいろいろな意見をお持ちっと思いますが、できるだけ全員が納得した形で合意をし、自信をもって結論を報告することが必要です。
・参加者の紹介
・経緯 これまでの決定事項、前回やり残した点
・注意事項、約束事の取り決め 他の人の発言をよく聞く、他人の意見を批判しない
・参加者の意見出し、意見の整理、意見交換&議論の深堀、合意形成、決定事項と今後の計画にどれくらいの時間を割くか見当をつけておく
④意見広告が双方向、多方向
⑤役職に関わらず発言できる
⑥違った意見も尊重される
・衝突を避けて調和を保つ目的で自分の意見を変えない。客観的かつ論理的にみて納得できるときにだけ意見を変える。
⑦活発で楽しく終わった後にやる気が出る
⑧参加者全員が決定事項に責任をもつ
⑨決まったことが全員で実行される
86会議中のステップ
意見出し
・賛成、反対ではなく、ひとつでも多くの意見を引き出す。
・議論の見える化
・各自意見を用意してもらう。下から発表してもらう。
・少ない場合は本当にこれだけか促す、多角的に捉えてもらうためにあえて反対意見を考えさせる
・反対意見の根拠や理由を明確にして対立する。
意見の整理
・似た者同士でまとめ、大項目で表現し直す。大項目同士で対立や深い関係等関連づける。
・対立は上位概念で比較する。どこで対立が発生するのか考え、隠れた接点や意見の統合をはかる。
・基準を明確にする。例えば実現可能性と時間では優先度をどちらにするかによって判断が変わる。
合意形成
・メリットとデメリットを列挙し、多重投票で決める。
・ペイオフマトリックス…基準を二つ選び4つの箱をつくり、高い低いでプロットする
・意思決定マトリックス…縦軸に比較検討する項目、横軸に評価する項目=入れる理由(ウェイト付け)
決定事項の確認と今後の計画
・なぜ、だれが、いつ、なにを、どのように行うのか。
・活用する、強化する、推進する、充実する、検討する、配慮する、調整する、促進する、徹底する、取り組む、協力する、図る、できる限り、積極的には❌
進捗確認
・上述の内容が期限までにできているか
業務改善
プロセスの①排除、②結合、③変更・再整理、④簡素化・単純化 -
ファシリテーションの入門書。そもそもファシリテーションって何?という人むけでした。
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帯文(表紙):"現代のビジネスリーダにとって、身につけておくべき必須スキル=「ファシリテーション能力」をわかりやすく解説!!"
もくじ:はじめに、1章 そんな会議はやめてしまえ! 2章 ファシリテーションとは何か、3章 ファシリテーターの具体的な役割、4章 会議前のファシリテーション・ステップ、5章 会議中のファシリテーション・ステップ、6章 会議後のファシリテーション・ステップ、7章 会議をコントロールするスキル、・・・他 -
ファシリテーション、いわゆる会議の仕切り方、の本。図書館で借りた。中に出てくる会話かなかなかリアル。ファシリテーターのいない会議はよくある光景。話すテーマの目的と、会議自体の成果物、いわゆる目的を明確にすることが大事、と。メモメモ。
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この本を読んで、少なくとも社会人になるときにファシリテーションという言葉を知らないのは、問題だと思うようになった。新入社員研修でしょーもないことをやるくらいだったら、ファシリテーションの研修を組み込んだ方が、よっぽど役に立つと思う。
会議の進め方というのも、同じ会社の先輩のやっていることを見よう見まねでやりがちだが、一般的な定石をまずは知った方がよい。以下、本書に載っている定石というか心得。
会議の場づくりと進行の心得
・場をほぐす
・会議の目的説明と共有
・会議の目標、成果物の確認
・これまでの会議の経緯
・会議全体の時間配分 -
喩えがリアルでわかりやすい。ファシリテーションを変に学問化せずに、今日から使えるツールとしてわかりやすく説明しているのが好感!
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実例が多く納得感もあり、前書きにあるように「(自発的ではなく)会社の教育の一環として必要に迫られて学ぶ」人向けの実践的な内容。ファシリテーション能力を発揮する場を「会議→チーム→組織」という俯瞰の中で捉えているので、「ビジネスリーダーのための〜」という書名が示すように先々のイメージを持つこともできる。
会議前と会議の後も含めた領域をファシリテーションの対象としていることも含め、「なぜファシリテーション能力が必要なのか」ということを日々の仕事の中で実感するにはとてもよい入門書。 -
ファシリテートするということがわかりやすく書かれている。
会議の事例については、「あるある」と思えるところが、、あまりなかったけれど、
・事前に会議の時間配分などを考える
・ファシリテーターは会議が終わってからも実施状況をマネジメントする
・期限に関するキーワードを見逃さない
・曖昧な決定を避けるために5w1hを意識
最後の方でコーチングとも重なる部分が多いところは納得。
会議をファシリテートするというとある程度自分の意見を持っていないと、、と思っていたがまず目的のためにどうするか、というところをみんなに意識してもらう、というとこが大事だというポイントについて納得。
身につけるのは大変そうだけれども
身近なmtgから挑戦してみよう。
久保田康司の作品
