ヒット商品開発 MIPパワーの秘密

  • 同文舘出版 (2009年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (260ページ) / ISBN・EAN: 9784495640125

感想・レビュー・書評

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  • ヒット率の高い製品をいかに生み出すか?そんなノウハウがあったら良いよなーと思ってる時に出会った一冊。人とで言えば「MIP(Market Initaiting product)新市場創造製品」を目指せ!となる。お客様の生活の困りごとを解消する、新市場を切り開く製品こそが、ヒット率の高い製品というお話。言葉にすればソリャソーダってことになるのだが、そのソリャソーダをどれだけ愚直に出来るかどうか、これが企業の業績の明暗を分けるんだろうな。この「お客さまの困りごと」を発掘する嗅覚に、その困りごとを「解決する技術の有無」という2段階の壁をどう超えるか、なかなかに難しい。この本に掛かれているステップを踏みながら、実践あるのみ。

    ・MIPの表現の仕方。
    ○○な(アイディア、お客様のベネフィットを裏付ける理由)、△△なので(お客様が直感的にそのベネフィットを感じられるカテゴリーor製品名)、□□できる(お客さまのベネフィット)

    ・C(コンセプト)/P(パフォーマンス)の両方を揃えることが重要。コンセプト、すなわちお客さまの困りごとを解決するものがしっかり練られていないと「トライ」がかからない。コンセプトがよくても、パフォーマンスが追い付かないと「リピート」がかからない。どちらに課題があるか、見極める必要あり。

    ・優良少子化戦略が正解。新製品を幾つ出すという数をコミットするのではなく、MIPを押さえた少数精鋭の開発体制を整えることが重要。

    ・新製品の成功定義をしっかりと押さえておくことが大事。10年間超、シェアNo1を維持し、利益を生み出し続けてくれるものを、成功と定義するべし。

  • かなり胡散臭いデータの扱い方をするけれども、
    それとは関係なく、説得力のある部分も多い。

    特にコンシューマ向け製品を作るメーカーには
    役に立つ考え方だろうと思う。
    個人的にはパフォーマンスとコンセプトの釣り合いという
    考え方がキモだと思う。
    この考え方に立った時には、
    釣り合いを調整するプレーヤーとして
    小売にも見逃せない価値が存在するだろう。

  • 商品企画の方法論には、商品企画7つ道具、ベーシック・マーケティング・リレーションズなどがあるが、MIPってのは聞いたこともなかった。

    しかし、とてもよかった。MIPにはフィロソフィがしっかりとあり、具体的な方法論も固められている。この書籍では方法論は紹介に過ぎないレベルであるが、MIPの全体像を把握するに十分な内容。

    なんか横文字や略語が多いので、手にとって読むまではよくわかんなかったが、『消費者の「未充足の強い生活ニーズ」に応えるためのコンセプトの立案とそのコンセプトを企画化する一連の方法論』という感じ。

    後追い商品企画から抜け出せないという方は必見だと思う。

    追伸
    MIPにおける商品コンセプトモデルは、ベーシック・マーケティング・リレーションズのモデルと共通点があったのが印象的だった。

  • 1読しただけでは自分のものにできなかった。
    梅澤氏が何十年も積み重ねてきた経験なのだから、そう簡単には得られる技術ではないが熟読し、自分なりに組んでみてものにする!

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著者プロフィール

商品企画エンジン㈱代表取締役会長

「2018年 『新版 ロングヒット商品開発』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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