価値共創とマーケティング論

  • 同文舘出版 (2015年4月10日発売)
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本 ・本 (270ページ) / ISBN・EAN: 9784495647414

作品紹介・あらすじ

マーケティングの本質は、顧客の消費プロセスで行われる企業と、顧客の直接的な相互作用のなかで生み出される価値の創造にあるという仮説を、コマツやエーザイなど、具体的な企業のケースで検証する。

感想・レビュー・書評

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  • 海外のマーケティング学界では、従来の4Pマーケティングを全面的に刷新する「サービス・ドミナント・ロジック」研究が進んでいます。最先端ゆえ、理論的な精緻化は、今後の研究が待たれますが、非常にインパクトの大きな理論です。

    この本は、そうした最新の研究潮流を見事にまとめ上げ、さらに著者の独自見解まで盛り込んでいます。北欧学派の主唱する「サービス・ロジック」についても詳細にまとめ、北米学派の「サービス・ドミナント・ロジック」研究と比較している点も、類著を見ません。

    マーケティング研究者、実務者は、目を通しておくべき一冊だと思います。

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著者プロフィール

現職:岐阜聖徳学園大学経済情報学部教授
専攻:マーケティング論、流通論

「2023年 『ベーシック流通論(第2版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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