ニセ心理学にだまされるな! (Doyukan Brush Up Series)
- 同友館 (2007年11月20日発売)
本棚登録 : 29人
感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (261ページ) / ISBN・EAN: 9784496043635
感想・レビュー・書評
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だまされないために、知っておくべき基本的な知識を短時間で知るためにはよい本。
この本に書いてあることが本当なのか?ということを考える、裏をとる必要は当然ある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
立ち読み:2012/2/28
an・anの読者よ目覚めよ!
テラワロス -
最近なぜか日本だけに流行っている血液による性格分析がいかに間違っているかを始め、心理学という名で世にしられているものが実は疑似科学であることを説明している本。
もちろん一般的な心理学の用語の説明もしていますが、
なにより具体的な例がたくさんあるのが特徴です。
特に科学的に話して根拠の妥当性が貧しいのには以下があります。
筆跡診断による性格分析、
心理テスト
meタイプ,weタイプ(概念そのもの)
あと、いくつが記憶にのこるものには
・認知バイパス、なぜ災難が起きた時に被害が大きいのか、
・うつ病の話し、失敗が起きた時にその理由を自分自身の能力や努力不足にあると思っているほどうつになりやすい。
・コールドリーディング、ホットリーディングの記法
・孤独感がつよい人は自分に注意をむけがちであるので、相手の気持ちがわからない、場を読めない。
他者へ関心をもち、よく観察することで、他者の気持ちを理解し、友達もできる。
・フードファディズムの原因のひとつはヒューリスティクス(心理学の)
・NLP(神経言語プログラミング)による効果的なコミュニケーション。
(ペーシング、ミラーリング、アイ・アクセシング・キューなど)
最後に科学的に思考することとはなにかの解説が興味深かったので、すこしポイントだけ技術すると、
科学に思考することは科学的な方法論を援用した思考法。
つまり実験するにあたり、実験群(実験目的を検討するための条件のグループ)と統制群(標準の条件のグループ)を設定し、仮説を立ててそれを検証する思考法。
(いままで自分が考えていた思考法は実は論理的な思考法ではあっても科学的な思考法ではないそうですね。) -
最近心理学の本を漁って読むようになり、そのテクニックと内容の虜になりつつ
あるのですが、やはり反対側の意見も聞かないと危険だと思い、本書を手に取りました。
内容は、性格診断や筆跡診断、コールドリーディング等を信用してはならない。
あたかも当たっている風に思い込ませる。全ての偽の心理学はこれに帰着する。
このような偽の心理学、つまり欺されないためには科学的思考力を鍛える必要がある。
という大まかな内容になっています。
個人的な総評を述べると、十分に本書も科学的でないと考えられ、随所に説得力に
欠けるという印象が拭えませんでした。著者が誰のために本書を執筆しているのか。
これは、巷の心理学を額面通りに真剣に受け取っている人です。普段、血液型の
話になってもまさか本当にそう思っているわけではなく、話のネタとして使用している
に過ぎません。つまり、本書が対象としている人達のレベルが低いため、普通に
心理学をネタとして扱っている人にとっては、不十分な内容になっています。
しかし、本書がそのような人達を対象として執筆し、出版出来たという事は、
それだけ世の中に、テレビや雑誌、手軽な書籍で得られた心理学的知識を信用している人が
多いという事を表していると考えると、笑えない話でもあります。ただ、本書の
最後に表として、思考・判断の誤りに関してのチェックリストが秀逸なので、
参考までにいくつか記載しますと・・・・
1.期待と相関の錯覚(思い込みの相関)
2.基本的帰属錯誤(成功の場合実力を、失敗の場合外的要因を)
3.正常性バイアス(異常でも異常と認めない)
4.自己奉仕バイアス(自分を良い人間と思い込む)
5.承認欲求(褒められると褒めてくれた人を信じる)
6.抽象性(抽象的な事の方が、自分に当たっていると信じやすい)
7.プレスバイアス(不利な統計結果は発表されない)
そして、人を観察する時に良いなと思った知識は、「孤独感の強い人はおしゃべりである」
つまり「自分の事ばかり話す」という事です。50対50くらいで話が出来ない場合、
相手は孤独感が強い人だと考え、大きな心で接してあげましょう。
最後に、巻末に乗っている文献リストはなかなかおもしろそうなので、
コンテンツの量としては、良かったと思います。 -
似非心理学が流行ってて迷惑なのでバッサリ斬ってもらえると痛快です。
