企業防災とマネジメントシステム 緊急時、従業員とともに生き延びる組織であるために

仲川久史

• 同友館 (2020年9月11日発売)

作品紹介・あらすじ

大災害は非日常ではない。
世界規模での感染症拡大の真っ最中に、他の自然災害が同時発生したら―？

働く人々が生き残ればなんとかなる。再始動できる。ひとりも死んではいけない。
経営者・管理責任者・ISO審査員は必読の「防災・減災」読本。

感想・レビュー・書評

[トウフ・めんたるすて〜きさんの感想 · 2023年3月5日]

コロナ禍の最中に出版されたこともあり、感染症対策や在宅勤務制限下について、触れているが、この手の本にありがちな、具体的な解決策の提案や進め方については、触れていただけていない。
この手の読書は、実業務の担当者が多いワケで、彼らの直面している状況は、決まった正解の無い中無理解な経営層や上司に対して、どう提案して理解してもらうか、どん詰まりの最中なワケである。
考えないといけない問題を洗い出してくれてはいるが、実務家のより進めやすいガイドの登場が待たれる。