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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784497214195
作品紹介・あらすじ
九世紀半ば、北・中央アジアでは、唐・ウイグル・吐蕃の三大帝国の勢力が弱まって真空状態が生じ、多くの遊牧民が一斉に活動を開始した。本書は、なかでも勢威をふるったキタイ(契丹=遼)国について、遼代史の専門家である著者が初めて一般読者を対象に書き下ろした書である。1993年刊行書籍を組版・装幀を改めた新装版で、著者が還暦に記した「回想」と、「島田正郎先生の横顔――『契丹国』再刊に寄せて」(岡野誠)を付す。
感想・レビュー・書評
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仁木英之「耶律徳光と述律」に触発されて手に取る。耶律突欲に一章を割いて詳述されていたのが収穫。東丹国を任されるも渤海旧民の反乱に、祝宴や大赦令で適切に対処せず、堯骨は転戦して反乱鎮圧という違い、弟への譲位については本心からではないとその後の行動から推測され、それは母后や軍の支持があったためと思われること。後唐にはしったあとは、詩文や絵画を高く評価されたことなど。
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