抗菌薬の考え方、使い方Ver.3

  • 中外医学社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (574ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784498017863

感想・レビュー・書評

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  • がんばって書きましたが、仮面ライダーは後付けです、、、

  • 素人(自分もですが)でも読める、理解できるように配慮されています。なぜ微生物や抗菌薬がこんな名前なのか?なんて本当に基本のキホンから臨床適応に至るまでをストーリーを意識してまとめてあるので全く違和感なく読めます。いつもながら著者が読み手を意識して書かれているなあと感心させられます。
    内容もはver.2からだいぶアップデートされています。特に耐性菌、新規抗菌薬などが増えていますね。
    多くの参考文献がありエビデンスを散りばめている一方で、「私はこうしている」といった個人的な意見も加えてありナラティブな部分も正直にちゃんと書かれてあります。
    後輩などにも勧めてみようかと思います。

  • 3年ぶりにまともに感染症の勉強をし直しました。
    第1版・第2版とも読みましたけど、この間の新しい話題のうち臨床上大事そうなものはひと通り触れられていて、過去の記載も基本そのまま残っていて(ハニセファとかケセファは評判悪かったのか触れられてないですけど)いい復習になります。

    ただ、細かいところは自分で考えさせたり調べさせたりする意図が見えたり(これ自体は嫌いではない)、「そういえばあれってなんだったっけ?」と前に出てきた知識を調べるときの検索性の悪さ(これはちゃんと勉強したい時にはけっこう面倒)などはあります。
    また細かい知識(感染症好きならニヤッとできるようなマニアックなものも)の比率がやや多いため、まだ感染症の全体像をイメージできていない学生・研修医がこれから読み始めると細かい知識ばかり増えて帰って混乱するかもという印象は第1版から同じです。後期研修医くらいの、一定の感染症診療経験と、マニュアル・テキストレベルの知識は持っている人向けな気がします。

  • (増田)かなり根性要るけど、抗菌薬を学びたいならこれを読破するといいと思います。読みやすさ重視で表とかないのが欠点だけど、読み終わるとなんかわかった感じがします。

  • 読み物。
    マニュアルではない。

  • 再度読みなおしました。現場にマッチした考え方に触れることができ、勉強になります。まずは「抗菌薬はじめの一歩」などで教科書的な基本を押さえて、この本で専門医の考えに触れるという感じですね。読みやすいので一気に読めます。薬剤師こそ読むべき本だと思います。

  • ぼんやり読み流しているけど、今まで読んでいた症例の抗菌薬(以外の薬剤も含めて)選択で疑問に思ったことが、なぜいけなかったのか、言語化していけるようになれる気がした。各論的なところもちゃんと丁寧に読んでいきたい。

  • Ver2を初めて読んだときは…6年前になりますか。今回のも、前作と同様、括目に値する本です。分かりやすさ、治療への取り組み方、勉強の仕方、初心者から上級者まで勉強になると思います。表紙のデザインが、仮面ライダーV3的なのもお茶目。今回、ギャグは控え目です。

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著者プロフィール

1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。著書に『コロナと生きる』(朝日新書、内田樹との共著)、『新型コロナウイルスの真実』(ベスト新書)、『僕が「PCR」原理主義に反対する理由』(集英社インターナショナル新書)ほか多数。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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