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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784498229143
感想・レビュー・書評
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依存症治療に関わる支援者向けに依存症という病気の特性を患者の立場から解説し、アルコールや薬物に依存することで生き延びる事が出来た患者の家庭や職場などの環境や生い立ちに配慮した患者との接し方や物質依存から回復の為の治療法について実績結果を数値的に示し実践プログラムを解説。患者が依存しているアルコールや薬物を無理に引き剥がすことは治療の逆効果であり、患者が自ら止める考えに至る為のアプローチの手順を説明。アルコール依存症を罹患した立場で読んだが望ましい治療法と思いました。初期の依存症患者に接する可能性のある内科や精神科の医療従事者の多くの方に一読していただきたいです。
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「ようこそ外来」と称して(無理に)「やめさせようとしない依存症治療」を実践してきた著者が、この治療自体がハームリダクションであると考え、著者の治療哲学だけでなく、実際の外来の様子も症例も含めて紹介されており、わかりやすい。患者の人権に配慮して、尊厳のある人として、対処するのは、どの病者に対しても当然であるが、依存症患者に対しては、十分に行えれてないきらいがある。それはスティグマもあるだろうし、その精神病理もあるだろう。どちらも乗り越える事は可能だろうし、それが出来れば、誰にでもハームリダクション外来は可能である事を示している。このコツを依存症治療の7つの法則、依存症患者の6つの特徴、ハームリダクション臨床の心得10カ条などにまとめられている。折に触れて見返しながら臨床を行なっていきたい。
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2階開架書架:WM270/NAR:https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410164249
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