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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784498229266
感想・レビュー・書評
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大変読みやすかった。教科書に書けないようなことをわかりやすく解説。
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器質・心因(反応)・脆弱性 線で分けられるものでも無くスペクトラムといった構造にあるのはわかった。
心因反応のというやくで届かない部分と脆弱性 じゃどうする? -
痒いところに手が届いていて、それでいて平易な言葉で(頁数という意味で)コンパクトに纏めている良書だと思います。
救急外来や内科外来を始めて、心因反応を呈する患者への対応を機械的にこなすようになってきた人にこそ読んでいただきたいです。 -
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『器質か心因か』尾久守侑(カミュ)先生の書かれた「医師向けの一般書」。器質か心因かというデジタルなものではなく、心因反応の大きさ=患者のもともとの脆弱性+身体因の脳への侵襲+心因と理解すべき。内科のトレーニングを受けているときに、「心因反応と判断したら、すぐに、抜針帰宅」は内科医としてしてはいけないと指導医に口を酸っぱく指導された。一方で、医者のおかれた環境が、診断にも大きく影響を受けるとの指摘も。いずれも、うんうんと相づちを打ちながら読み進んだ。内科医全員が読むべき良書。彼の本の中で、もっとも理解しやすい本。最難解なのは「悪意Q47」。もちろん難解であることが悪いことではない。
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『器質か心因か』
尾久守侑 著
A5変形 126頁
定価(本体2,000円 + 税)
ISBN978-4-498-22926-6
2021年01月発行
内科診療のなかで,明らかに心理的な反応にみえる身体症状の背景に,身体疾患が隠れているのを経験することはないだろうか.「器質か心因か」を巡る状況は内科医にとって非常にcommonな診療場面であるにもかかわらず,そのアプローチについては意識が向いてこなかった.そこで本書では,精神科の世界で古くから報告されてきた概念である「心理的加重」を紹介する.器質因があると心因反応がより起こりやすくなる現象への理解は,内科医の臨床レベルを数段向上させる.
〈http://chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=3386〉
【目次】
はしがき
第1章 器質か心因か
器質か心因か
器質を示唆する症状を呈すが、心理的な問題が原因のとき
心因を示唆する症状を呈すが、身体疾患が原因のとき
1.心理的加重(psychogenic overlay)
2.健康な精神機能の減弱
第2章 鬼の首をとった気になる前に
鬼の首をとった気になる前に
心因反応と思考するに至る4つのプロセス
1.“身体疾患からの逸脱”という文脈
2.心因反応の積極的な証拠の発見
3.原因となりそうな「心理的な葛藤」の発見
4.現場をとりまく構造からの影響
第3章 心因反応の方程式
心因反応の方程式
除反応という視点
内科でよく接する心因反応のパターン
a.愁訴の増幅/情動変化
症例a1:待合で怒鳴るサラリーマン
症例a2:帯状疱疹の治療中に人格変化をきたした高齢女性
症例a3:泣き続けるマイコプラズマ肺炎の女性
症例a4:胸が苦しいと訴え続ける認知症の女性
b.過呼吸・動悸発作
症例b1:過呼吸を起こした高齢男性
c.転換症状
症例c1:失立失歩・失声を呈した女性
症例c2:ヒステロ・エピレプシー
症例c3:「脳炎ではありません」
d.神経衰弱(不定愁訴)
症例d1:テスト前の睡眠不足で神経衰弱?
症例d2:引き算しても残る便秘
症例d3:心因反応ときちんと診断する
症例d4:むち打ち症は器質か心因か
症例d5:慢性化した不定愁訴
第4章 メスの深さ
第5章 “病気”でないことの伝え方
“病気”でないことの伝え方
あまりやらないほうがいいこと
1.病的意義のない検査異常と症状を結びつけて説明する
2.身体疾患「風」の病名をつける
3.否定できない病気があることを伝える
4.とりあえず精神科/心療内科を紹介する
大切だと思うポイント
a.患者の訴えをよく聞き、事実レベルではなくメタレベルで応答する
b.検査をする前に検査異常がなかったらどうするかを尋ね、先に心身相関の説明をしておく
c.身体疾患ではどうやらなさそうと伝え、心身相関の可能性についてもう一度一緒に考える
d.精神科/心療内科を紹介するにせよ、自分で治療するにせよ、引き続き関わることを伝える
第6章 動揺が症状に影響を与える
動揺が症状に影響を与える
症例1(職場の動揺)
症例2(親の動揺)
症例3(医師の動揺)
まとめ
主要参考文献
あとがき
謝辞
著者プロフィール
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