モリナガ・ヨウのプラモ迷宮日記: 第１集〔フィールドグレイの巻〕

著者 : モリナガ・ヨウ

• 大日本絵画 (2011年7月30日発売)

感想・レビュー・書評

[yagizousanさんの感想 · 2012年4月15日]

私がワールドタンクミュージアムから入り、その後も色々と出る本を買い続けてる作家さんの原点ともいえる連載をまとめた一冊。
正直プラモは昔ガンプラとかを作ったことがあるだけなのですが、こういう別世界の本を読むのは楽しいです。
やっと第1集を読み終えたので、第2集に取りかかれます。

[石神康秀さんの感想 · 2012年4月1日]

イラストのうまい人が、工事現場の絵を書きながら体験した話をまとめた本。ですが、思ったよりイラストにぐっと来なかったです。ただ、お話は普通には体験できない経験から書かれているだけあって興味深かったです。工場見学みたいなもので、やはり、「モノが作られる現場」っておもしろそうですね。個人的には、もっと組織的な関係性とか、紆余曲折あった経緯とかが知れたらもっと面白いのにと思いました。でも、とにかく絵がなぁ・・・分かりやすい絵なんだけどなぁ・・。なんでだろう。心に来なかったのは。

著者プロフィール

モリナガ・ヨウ
1966年生まれ。世界最古にして、現在も発刊している日本美術雑誌『國華』編集部が併設されている家に14歳まで住んでおり、さまざまな美術作品を自然に目にしていた。早稲田大学教育学部地理歴史専修、漫画研究会に在籍した。ルポイラストを得意とする。迫力ある構図で精緻に描くイラストの世界を描き、子どもたちへのやさしさとユーモアに満ちた画風で、幅広い読者の人気を得ている。
主な絵本作品に『築地市場: 絵でみる魚市場の一日』（小峰書店・産経児童出版文化賞受賞）『図解絵本東京スカイツリー』『図解絵本工事現場』（ポプラ社）『ぐる～りすいぞくかん』『はしれ！こうそくどうろ』（ほるぷ出版）『新幹線と車両基地』『消防車とハイパーレスキュー』『ジェット機と空港・管制塔』（あかね書房）他、多数がある。

「2022年 『らんらんランドセル』 で使われていた紹介文から引用しています。」