冬ものがたり (とびだししかけえほん)

著者 : ロバート・サブダ わくはじめ

• 大日本絵画 (2007年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「冬ものがたり」、まさにサブダのオリジナル作品の傑作です。シンプルでエレガントな物語を、ロバート・サブダが白の魔術・紙の魔術で、息をのむような美しさに創り上げます。箔とラメの素材効果を織り込み、白の色彩を見事に引き出した雪景色は絶品です。3才以上。

感想・レビュー・書評

[ゆいりんさんの感想 · 2023年1月4日]

仕掛け絵本。
どちらかというと、ポップアップじゃないかな…
ｳｯ意味わかんない笑
美しさ溢れた紙の世界に吸い込まれてゆくのだ…！って感じ。
幻想的。美しい。ビューテフル。
あ、でも、美しいんだけど子ども向けではないかな…漢字もあるし、ちょっと内容が難しい。
ただ単に
ページを開けたら飛び出す冬の世界を楽しむのはいいと思う。

[hosinotukiさんの感想 · 2022年12月23日]

ため息の出るような美しさ．芸術です．

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2015年3月2日]

サブダの他の作品比べて、大人向きかな。白で表現は、注意深い観察を求める。

[unknownさんの感想 · 2013年11月23日]

白いペーパークラフトの世界。
ふくろう、ネズミ、トナカイ、クマ…。
雪国の動物たちが白い形で表されている。
切り絵のような大胆な形をしている。

文章はキリスト教的な感じがしてあまり好きになれなかった。

「ふしぎの国のアリス」や「ピーター・パン」の仕掛け絵本もこの作者のものだったとか、驚き。

[円軌道の外さんの感想 · 2010年3月7日]

いやぁ〜これはスゴい！
紙の魔術師の異名を持つロバート・サブダがキラキラの箔とラメを駆使して、
静かで真っ白な雪の情景を見事に表現した
なんとも美しい仕掛け絵本になっています。

ほとんど白一色のシンプルな色使いだからこその
美しく際立つ名人芸。

動物たちが飛び出す様や、
どんな色なのか想像を巡らすのも楽しい。


そして
最後のページには
なんと驚きの仕掛けが…！！


本というよりも
もうひとつの芸術品と呼ぶに相応しい素晴らしい出来で
大切な人へのプレゼントにも
かなり喜んでもらえること間違いなしです。

[-さんの感想 · 2009年1月8日]

きれい！！
ラメ？みたいな砂糖っぽい手触りの紙がとても雪らしくて素敵です。冬は開いて飾っておきたいぐらい。