内部統制の改善マニュアル

保坂義仁 鈴木淳也

• 中央経済グループパブリッシング (2010年3月9日発売)

感想・レビュー・書評

[Book World Cyclingさんの感想 · 2011年10月28日]

結構かゆいところに手が届いてる本です。

一部うーん、それは必須とまではいかないんじゃないの？というところもありますが（棚卸の評価手続とか）、概してよい本。

監査人と見解が相違してるとか、実施基準の趣旨を監査人はきちんと踏まえて対応してくれてるの？といった疑問を持ちながら、実務してる人には、
一読お勧め。
まあ、みんなちょっと考えてしまう実務上の点について、あれこれ取り上げられてます。

著者プロフィール

保坂義仁（ほさか・よしひと）：1971年、神奈川生まれ。1996年北海道大学理学部数学科を卒業とともに理系の道から逃亡。2001年公認会計士試験合格し、大手監査法人で監査業務に従事する。監査法人を退所後は内部統制コンサルタント、業務プロセスに関連するコンサルティングをメインとしてサービスを展開する。私生活ではマンションの修繕委員会の委員長として様々な会計的問題を改善しつつ大規模修繕工事を成功させた。マンション管理組合の監査業務サービス、コンサルティングを構想中。著書に『内部統制の改善マニュアル』（共著、中央経済社、2010年）がある。

「2015年 『人口減少社会のマンションと生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」