医薬品業の会計実務 (業種別アカウンティング・シリーズ 3)

  • 中央経済社 (2010年7月13日発売)
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 25
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (348ページ) / ISBN・EAN: 9784502231803

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ★★★★☆

    業界別の会計実務を解説した本です。前提知識となる業界の環境や特徴から始まり、個々の会計処理や税務、監査までが解説されています。本書では医薬品製造業と医薬卸とが扱われていますが、同じシリーズで10の業界が出版されています。

    それぞれの業界には特有の取引慣行などがあり、業界によって会計処理はかなり異なるもの。医薬品業界であれば、研究開発やライセンス、リベートなどなど。こうした細かい論点は、一般的な解説にとどまる通常の簿記や会計基準の解説本ではカバーしきれません。

    だから、こういった業界特化型の解説本はとても助かりますが、大昔に出て改定されないままだったりします。現在の会計基準やIFRS対応した最新のものはなかなか貴重です。こうした知識を大手法人が惜しげもなく公開してくれるのは素晴らしいことです。

    管理部門であれば、一冊手元に置いておいて損はない一冊ではないでしょうか。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

KPMGのメンバーファームとして、複雑な課題を有するクライアントや社会に対して価値ある監査・アドバイザリーサービスを提供している。

「2022年 『ROIC経営 実践編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あずさ監査法人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×