管理会計

岡本清

• 中央経済社 (2008年3月11日発売)

感想・レビュー・書評

[Tohkoさんの感想 · 2021年1月3日]

・評価のとおり分かりやすいレイアウトなものの、いかんせん縁がなかった
・結局、本気なら会計士試験

[penmamaさんの感想 · 2014年1月19日]

大判、図や絵が多用されており、大事な言葉は色を変えてわかりやすく工夫されている。
全264頁で厚さは薄い印象。
基礎的な計算と例題もあり、一通りさらえる感じ。

[コジコジさんの感想 · 2012年5月15日]

いいですね、これは。管理会計のお薦め入門書の王道だけあります。

財務分析と管理会計、予算編成統制や事業評価など、アカウンティングからファイナンスまで一通り網羅されており、簿記検定3級程度の知識があれば十分理解できます。演習問題も豊富です。

定義や意味付など学術的なポイントはしっかり押さえているので基礎が学べ、平淡な文章で読みやすい。200ページ程度というボリュームの割には濃い内容です。マイナス点はA4サイズという持ち運びの悪さぐらい。

大学生や若手社会人はもちろん、実務に携わる社会人にもオススメ。

[dmuseさんの感想 · 2011年1月30日]

管理会計のドリル。
とりあえず一通り読み終えた。でももう一回ぐらいやんないと自分の中に落としこめない気が。

内容自体もさすが岡本・廣本コンビ。コンパクトにまとまっています。

なによりも練習問題の解説が秀逸。
量も豊富で実際に手を動かして理解していくという感じ。
ただ、簿記のある程度の知識や、財務会計の基礎的知識がないと消化不良になることは必須。

まとまった時間が取れるときに一気に読み進めたい本です。
デカくて持ち運びにくいのと、財務諸表分析に一番ページを割いているのが個人的に腑に落ちなかった部分です。

著者プロフィール

昭和29年　一橋大学商学部卒業、35年　同大学大学院商学研究科博士課程修了。
昭和36年　一橋大学商学部商学部専任講師、その後助教授、45年教授を経て、一橋大学名誉教授、
平成５年　東京国際大学教授。平成12～14年　東京国際大学学長。
平成14年　東京国際大学名誉教授。一橋大学博士（商学）。

「2023年 『検定簿記講義／２級工業簿記〈2023年度版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」