モノポリーで学ぶビジネスの基礎（第２版）

著者 : 林徹

• 中央経済社 (2019年1月17日発売)

作品紹介・あらすじ

世界中に愛好者を持つモノポリーを繰り返しプレーすることは、businessの基本要素を体験的に学べることを紹介し、実践的ビジネス教育に有効であることを説いた好評書の新版。

感想・レビュー・書評

[pumpkindadさんの感想 · 2023年12月9日]

モノポリーを通じて経営学や複式簿記の意味を伝える教育的な書籍。とても面白いアプローチであると感じて、その着眼に感動しました。何よりモノポリーが常に社会の変化に合わせて更新アップデートされてきたからこそできた本だと思います。

[twshayafuneさんの感想 · 2022年3月2日]

ボードゲームのモノポリーで経済が学べるんじゃないかと気づいて、そう考えている人はきっといるだろうと思い本を探してみたらいくつかあり、その中で面白そうだったのでこの本を購入してみた。
会計や経理については、苦手意識があった。
でもこの本を読んで、いろんなことが分かった。
経理とは、経営管理。知らなかった！
お金の計算がきちんとできていることすなわち、経営がきちんとしているということなのだ。
商売の内容ももちろん大事だけれど、経理もとても大事。
前半はモノポリーに絡めて、いろいろ説明があったが、この作者が言いたいことはモノポリーと関係ない後半に書かれている。
読み終わった後は、もうモノポリーはどうでもよくなり、この作者の別の本を読んでもっと経理=経営管理についてきちんと学びたくなった。

著者プロフィール

林 徹
林　徹：東京大学大学院人文社会系研究科教授

「2014年 『人文知1　心と言葉の迷宮』 で使われていた紹介文から引用しています。」