会計学エッセンス

内藤文雄

• 中央経済グループパブリッシング (2020年2月13日発売)

作品紹介・あらすじ

ＳＤＧｓや統合報告書などの最近の会計に関わるテーマを取り上げて解説するとともに、会計ルールの変更に対応。企業分析・評価の領域までフォローした会計学の入門書。

感想・レビュー・書評

[パリティ88さんの感想 · 2021年6月22日]

大学の講義ノートをもとにした初学者向けの教科書。
財務諸表の作成よりも利用の観点に重きを置いた解説をしている。
簿記の知識は不要。（ただ会計を齧るのであれば簿記3級ぐらいは勉強しておいた方が良い。）
第1部は財務諸表の必要性について
第2部は財務諸表の中身について
第3部は財務諸表の分析から何がわかるのか
第4部はIR情報と企業価値について（4部はおまけ程度の内容）
各章には知識確認問題がついている。またWebサイトから総合演習問題とその解答例をダウンロードできる。

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2020年6月17日]

東2法経図・6F開架：336.9A/N29k//K

著者プロフィール

1981年　神戸大学経営学部卒業
1986年　神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得
1995年　博士（経営学）（神戸大学）
神戸大学経営学部・大学院経営学研究科教授を経て，
現在，神戸大学名誉教授・甲南大学経営学部教授

「2021年 『監査の質に対する規制』 で使われていた紹介文から引用しています。」