成長する組織とリーダーのつくり方 データで解明された持続的成果を生み出す法則

  • 中央経済グループパブリッシング (2021年12月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784502400414

作品紹介・あらすじ

どうすれば組織に良い影響を与える効果的なリーダーになれるのか。そういうリーダーを増やし、拡げることができるのか。定量・定性両面の調査に基づく具体的な実践方法。

感想・レビュー・書評

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  • ◼️ ロバート・J・アンダーソン
    ウィリアム・A・アダムズ 
    「成長する組織とリーダーのつくり方」

    啓発された。リーダーシップ分析の本。チームワークのために自分はどうあるべきか・・?

    高創造的リーダーシップ>高反応的リーダーシップ

    という大きな構図をもとにそれぞれを構成する要素を対比的に羅列し、リーダーとしてどういう影響をグループに与えるか、という分析をしていく。この2つは両極であって、膨大なアンケートデータにより中間にいる層についても言及している。

    おおざっぱに言うと、いくつもの項目のスコアを円グラフにして分かりやすく表している。

    クリエイティブ、創造的な要素で目が行くのは協働、無私、勇気ある本質、持続可能な生産性、など。

    逆にリアクティブ、反応的な要素には完璧主義、過度な意欲、傲慢、受け身、などが並ぶ。高反応的な性質にも成功への強い意欲など強みはある。人間はやはり単純ではなく、クセがある人にはものすごく鋭い知性があったりする。ただそれをマイナス要素が打ち消してしまいがちだという。

    ホントよくありますよね、頭が良くて仕事もできる、だけど抱え込んだり、他人に対して冷たかったり、感情的になりがちだったり。またプレーヤーであった時のやり方をリーダーになっても押し通したり、チームを継続的に運営していくリーダーとしてそれでは難しい、という流れだ・・と思います。

    対象は西洋の企業ということだが、特にマイナス面として出てくることが・・長年会社というものに勤めている中で出会うリアクション、性質に思い当たるフシがリアルにありすぎだ。

    過去ぶつかってきた様々な人たちや自分に投影してしまうなあと。これは思うに上位のリーダーたちを前提に置いた本であるのを差し引いても考えることが多い。

    そういうことを想像しつつ、なかなか噛み砕くのに時間がかかる本で内容も繰り返しのようでいて多岐にわたる。

    ひとつなるほど、と思ったのは良い特質としての「人間味」「根本的に人間らしい」というイメージ。これが人間性、でないのがいいかなと。

    高位につくと、人はやはり慎重になり、ややいかめしくもなり、きれいな言葉を使い、笑顔を意識する、という実感がある。人間性。

    人間味、というのは親しみやすく、またよい聴き手である。自分が知らないこと、失敗したことを認めたりする、これは私の印象だが、笑顔でごめーんこれやっといて、とかるっと分業したりとかが出来る、というようなことを指しているのかなと。操作・支配するのではなく、エンパワーする。

    仕事で部署のチームワーク、という点で考えることがあり、コンサルタントの友人や勧められた本などを参考に対処して改善した経験から、リーダーシップについても興味があった。この本も専門家の友人が日本語訳に携わったから読む気になり、大いに啓発された。

    もちろん本は原則。グループを構成するメンバーの個人的事情もあるし現実への対処はまた違う。ただ、心から褒める、ほめるにはその人の仕事をよく見なければいけない、それでより理解が深まる、だとか、よく話をする、聴く、とか、言葉だけではなく実践してみると意外とうまくいく、という経験があったりするので、その延長線上に、また新たな知見を得た思いだ。

    私流の解釈だけども合ってるかな苦笑。

  • 反応的から創造的対応へ
    他者と組織の能力・キャパシティを拡大して最も重要な成果を生み出すこと
    謙虚さ、自己認識と勇気と高潔さをもち、周囲の、人々と深く人間関係のなかで学ぶ
    人間関係スキルとビジョナリーの掛け算で効果を最大化する

    人間関係スキル、ビジョナリー、チームを築く、人柄が良い、自ら例となりリードする、情熱と意欲、良い聞き手、人々を育成する、人々に力を与える、肯定的な態度

    1、まず自分から始める
    自分がしっかりしないといけないところ
    「誠実であり、一貫性がある」
    目的に沿った達成
    「ビジョナリー、情熱と意欲をアウトプットする」
    →one big thingsを特定する
    one big liabiltyを特定する(チームを十分に育成しない)
    2、リーダーシップチームを育成開発する
    個人の、そして集団としての効果性を評価する
    正しく人を配置する
    大切なことについて方向性を揃える
    3、リーダーシップのシステムを構築する
    成長する組織をつくる

    1、欲していることについて真実を語る。それをしっかりと意識できるかできないか?
    2、自分の現実をしっかりと語る。ギャップがなんなのかを意識する。
    3、これを繰り返し、生成的張力がある状態を保つ。
    4、毎日何かを実践する。

  • 高創造的リーダーシップに自己変革していく必要性を示唆する。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50275899

    どうすれば組織に良い影響を与える効果的なリーダーになれるのか。またそういうリーダーを増やし、拡げることができるのか。世界のリーダーへの定量・定性両面の調査に基づく具体的な実践方法。(生命融合科学分野 大塚正人先生推薦)

  • データをもとに、成果は出すものの周囲を疲弊させるようなリーダーシップと、人に良い影響をもたらしながら効果的なリーダーシップを分ける要素が論じられている。

    TLCへの理解や触れた体験がないと、とっつきにくいかもしれないが、一時的なリーダーと、持続的に成果が出すリーダーとは何が違うか?に興味がある人は楽しく読めると思う。

    リーダーシップに関するトレーニングを企画する際の種本にしたい。

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