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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784502431418
作品紹介・あらすじ
ブランド研究の泰斗による渾身の一冊。進化するブランドの特徴や進化のメカニズム、進化を促す文化的土壌について、事例を交えながら実践的・理論的に明らかにする。(発行=碩学舎)
感想・レビュー・書評
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読書会にて輪読。
第8章のエーザイを担当、多摩大MBA以来「知識経営」の文脈で理解していたエーザイの事例が、同社の「ブランド・ビジョン」の視点から語られていて、そういう見方もできるのかと新鮮だった。
第Ⅲ部 ブランド進化の研究 では、オートポイエーシスの理論、中動態の考え方を参照しつつ、日本流ブランディングについて議論されている。
そこから日本の経営への展開が、西欧のブランド論との差が際立つという点でとても興味深い論考だった。
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ブランドは、貨幣と並んで円滑な市場経済運営のために不可欠の媒体。ブランドは、市場での取引交換を促す手段として生まれたもの。
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東2法経図・6F開架:675A/I75s//K
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こちら(↓)で書評を書きました。
https://www.rinen-mg.co.jp/web-rinentokeiei/entry-5320.html
『ブランド 価値の創造』(岩波新書)などの著作を持つ、日本におけるブランド研究の泰斗が放つ、渾身の大著である。著者のブランド研究の集大成といってもよい。
学術論文の形式に則って書かれているし、一見とっつきにくい難解な本に思える。
だが、読んでみれば、意外なほどわかりやすい。
著者プロフィール
石井淳蔵の作品





